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翻訳・WEB・キャリアを極める?楽しく正しく新しい会社経営&オリンピックへの道?

ITmediaエンタープライズ「世界で勝つ 強い日本企業のつくり方:グローバルサイトの運用 体制とルール決め」を執筆しました。

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グローバルサイト構築連載の第4回目として、運用について執筆した。

WEBサイトで一番大事なことは運用だと、どの人も口をそろえて言うが、それは、運用が一番難しいと間接的に言っているのだ。

難しさに拍車をかけるのは、制作フェーズと違って、WEBのスキルやノウハウよりも、大袈裟に言えば社内政治に関わる対応が多いからだ。
「予算の調整が難しい」だったり、「他部署の人に作業を依頼するのが難しい」だったり。経験から言うと、運用がうまくいっている会社は、社内調整にたけた人が必ず一人はいる。

ある大企業と仕事をした時、他部署からWEBチームに異動になった方がいた。
正直なところITスキルに長けた方ではなく、大企業はこのようなローテーションがあるから、異動するほうも異動を受けるほうも大変だと思った。

異動の時期も悪く、リニューアルプロジェクトの最終フェーズで、誰もその「新人」をケアする余裕はなく、ご本人の焦りはかなりのものだったと思う。

しかしながら、運用のフェーズになった途端、他部署との調整にものすごく力を発揮し出したのである。

過去の経緯を知らないので交渉しやすい良さもあったとは思うが、根回し、おだて、泣きつき、脅し?・・・非常に相手を動かす能力の高い方だった。海外経験も長く、その会社にしては珍しい中途採用で、ある意味、「外人部隊」としての役回りをわざと演じていたのだと思う。

今思えば、異動して間もなく、「大里さん、WEBのことがわからないので、一緒にランチを食べながら教えて下さいよ~」と外部ベンダーである私たちに、にっこり声をかけるたくましさがあった方だもの、当然ですね。

という話しは全く書いていないのですが(笑)、第4回の連載はこちらからどうぞ。

ITmediaエンタープライズ:
世界で勝つ 強い日本企業のつくり方:
グローバルサイトの運用 体制とルール決め
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1007/15/news002.html

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