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トラブルは「想定外」だから起きる

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トラブルはなぜ起きるのか?と言えば、やはりそれは当人にとって「想定外」の事が起きるからだろう。

誰しも「想定内」のことは事前に対策を打っておく。
だから事が最善に進まなくても、深刻なトラブルにまで進展することはない。

ところで、「想定内」と言っても、この範囲がとっても小さい人と、とっても大きい人がいる。
「想定内」の範囲がとっても小さく、いつもトラブルシューティングをしている人のことを世間ではマッチポンプと呼ぶ。

トラブルシューティング上手な人も世の中にはたくさんいるが、本当に仕事が出来る人とは、想定内の範囲が大きくてトラブルそのものをあまり起こさない人のことだろう。

さて、それではトラブルが全く起きないことが経営者として理想かというと・・・
必ずしもそうではないと思うことにしている。

トラブルが起きない=想定外のことが起きない=新しいことにチャレンジしていない、という図式がありえるからだ。
また石橋をたたきすぎて、ドッグイヤー(という言葉も古いが)からかけ離れた早さでしか事態が先に進まないことも悩ましい。またコミュニケーションにかかわる仕事をしていると、受け手のperceptionまで100%コントロールすることは不可能に近い。

とはいえ、トラブルは嬉しくない。
スタッフ全員の「想定内」が広がることを画策中。

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