仕事でアクセルを目いっぱい踏むには・・・
若い時にはアクセルを目いっぱい踏んで仕事をする時がないといけない。「いざとなればアクセルは踏めるさ」と余力を残して仕事をする癖をつけると、いざというときにも踏めなくなる。アクセルを踏むには、アクセルを踏む練習が必要だからだ。そんなことを痛感した、今日のインターバルトレーニングだった。
今日は、ハイテクスポーツ塾のランニング練習会で、800m * 5本のインターバルトレーニングだった。5分間で、800mを全力疾走し休憩する。それを5回繰り返す。つまり、2分で走る人は3分休めるし、3分半かかって走る人は1分半休む(私のこと)。
スタート前。どのくらいの速さで走れるものなのか見当もつかない。5本も走れるのか不安。コーチの言葉を鵜呑みにして、全力疾走で走るわけにはいかない。とりあえず一番後ろについたが、予想通りそれ以上順位があがることはなかった。
ゴール後、かなりの疲労感。それでも、2本目を無事終える。(これならなんとか5本もつかな?)3本目のゴールの間際に「大里さん、余力を残さずスピード出し切って!」と注意される。
「そんな!余力を残すなって言ったって、他の選手と普段の練習量が違うんだから!」と思った。
さて4本目のゴール手前50mで、とっくの昔にゴールしていたエリックがビリを走る私の隣を並走してくれた。少しスピードがあがる。
ラスト5本目のゴール手前50mで、またしもエリックが私の隣で走り、「ラスト~!」と叫んでスピードをどんどんあげる。スピードをあげなきゃと自分に鞭打ち、ゴール。ゴール後は息があがり、立てなかった。。。。。。
息、絶え絶え反省した。「アクセルを踏め、踏め、と言うだけじゃ部下はアクセルは踏めないよなぁ。こうやって、一緒に走ってあげないと」
全速力で走るのは、精神的に怖い。他人から見て余力があるように見えても、自分のキャパは自分ではわからず、未知の世界だからだ。つい自分でスピードをセーブしてしまう。そういう時に、そばで指導者が自分より早く走ってくれると、より高いハードルを自分に課すことが出来る。
ということで、今日の私は、ビリの特権で、シドニーオリンピック銀メダリストに並走してもらった。
会社では私が並走する立場にならなきゃね。。
<今日のオリンピックへの道>
インターバルトレーニング:800m * 5
予想に反してその後ジョギングがあった:10Km