【24元】 上海万博の一番人気グルメは、日本のあの店らしい
上海万博がついに始まりましたね。すでに「この連休に行ってきた!」って方がいらっしゃるかもしれません(羨ましい!!)。名古屋エリアに住んでいるわたしとしては、前回の万博が地元開催だっただけに、ちょっと気になるイベントです。そんな中で、ちょっとおもしろいニュースを見つけました。
【上海万博】会場内で人気ナンバー1のレストランは吉野家
…(前略)…そんな上海万博のなかで一番人気のレストランを行列の出来具合で調べてみたところ、なんと吉野家が一番人気があったのだ。席数も多く用意されているにもかかわらず、吉野屋で食事をする中国人観光客たち。なかには日本人観光客の姿もあり、かなりの大盛況。店内で食べている人たちの料理を覗いてみたところ、特に人気なのが『牛丼とドリンクのセット』【24元】で、次に人気なのが『牛肉と照り焼き鶏肉のご飯と茶碗蒸しとドリンクセット』(32元)のようだ。また、ドリンクだけを購入する人もいて、そのまま紙コップを持ったままパビリオンを回っている人たちが多くいた…(後略)…
吉野家のグローバル展開は北米・東南アジアを中心に活発化しており、中国でも北京だけで92店舗を展開し、天津・瀋陽・大連などに拡大中。上海では21店舗を出店しており、ファミリー層を中心になかなかの人気だそうですね。このあたりは、中国事情に詳しいこの方あたりに聞いてみたいところですが。
万博の楽しみ方のひとつに、世界各国のグルメを堪能するというのもあると思いますが、その中で吉野家が一番人気というのが、意外というか、ファンとしてはちょっと嬉しい。
ちなみに中国吉野家の牛丼(牛肉飯)、(中)(大)の2種類があり、値段は(中)が12元、(大)が15元とのこと。それに比べると万博メニューは少々割高。でも日本円に換算すると「牛丼&ドリンク」セット24元=約330円(1元=13.78で計算)で、イベント会場のお値段としては結構リーゾナブルな感じもします。
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ところで、上記の記事でわたしが気になったのが、「牛肉と照り焼き鶏肉」というメニュー。吉野家で鶏肉、ってのが引っかかってしまったわけですが。調べてみると、中国展開している吉野家には、牛丼(牛肉飯)以外にも人気メニューがあるそうですね。All Aboutのこの記事によると、いわゆる「鶏丼」が13元(中)16元(大)。また「豚の角煮丼」が13元。牛肉・鶏肉・豚肉と御三家が揃い踏みなのです。いずれも中国限定メニューとのこと。もちろん、その国の事情に合わせた商品展開をしているということなんでしょうけど。
日本人は牛肉好きで鶏肉や豚肉はあまり食べない、ってことはまったくないはずですよね。こう考えると、どうやら日本だけが元祖「牛丼」にこだわっている…ような気もしてきます。こうした柔軟性が日本に逆輸入されるといいのかも…と思ってしまうのは、わたしだけでしょうか。。。
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