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『ネット広告+α』 ネットサービスにも付加価値を・・・。

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クチコミサービスのメリットとは・・・と考えていた折、ITメディア
にて『クチコミサービスを軽く見ていませんか』の記事を見かけた。

記事の中でカカクコムが企業向けのクチコミ分析サービスを2008年9月より、
スタートした広告効果測定について触れられていたが、この記事を読んで、
非常に興味深いと感じた。

【ネットプライスモデルの面白み】

ネット広告(もちろんネット広告以外もだが)、広告の効果を測定する
という点は最近特に重視されていると感じる。

では、広告の効果測定といっても、実際それは何を指すのだろうか?

広告効果測定と一口で言ってもそこには、大きく2つの効果測定があると
思われる。

1) 広告を出稿した後に、実際にどれだけ商品が認知、販売されたか
   という直接的な効果測定し、把握する。

2) 以下の①、②のマーケティング的な課題をを把握し、今後の
   プロモーション活動につなげていく。
    ①商品に対して、消費者がどのような印象を持ったか、その印象が
     広告主(メーカー等)が考える商品イメージとマッチしているか
     把握する。
    ②商品ジャンルを購入する際に、消費者が重視していることと、
     商品がマッチしているのか、などマーケティング的な課題を把握
     する。  ...etc

今回、ネットプライスの提供するサービスには2)のマーケティング課題
を明らかにするという点が面白いと感じた。

これまで、ネットに関する効果測定については、ネット広告を出すことに
よってどれだけPVが伸びたか、またどのサイトからの商品購入が多かった
かなど、目に見える(分かりやすい)効果測定が多かったと感じる。
もちろんこうした効果測定も重要であるが、今回ネットプライスがリリース
したサービスでは、『マーケティング的な課題解決』といった更に踏み込んだ
効果測定まで、行っている点に、大変興味を持った。
 
【ネット広告への今後の期待】

ここ数年ネットビジネスでは、さまざまな広告メディアとしての技術、
サービスがリリースされてきた。

 検索サービスも総合的なサービスからバーティカルなサービスを開始する
事業者が増加し、最近ではユーザーが情報を探さなくとも、情報を自動収集
できるようなRSSといった技術、またウィジェットのようなデスクトップ上
にRSSで取得した情報を見られるといったサービスも開始されている。

広告メディアとしての機能が日進月歩で進化するとともに、実際広告を出した
後に、それらのサービスが本当に売れたのか、そしてどのようなマーケティング
課題が出たのか、という広告の効果測定サービスの差別化を考えるフェーズに
きている。
 
 なぜならば、当然広告主にとっては、広告を出す一方、どれだけの効果がある
のか明確に説明できなければ、どれだけ素晴らしいサービスであろうとも、
広告に資金を投じるとは考えにくいと、思われるからだ。

今回のネットプライスがリリースしたサービスでは、クチコミサービスから、
マーケティング課題を把握しようとする試みが、非常に面白いと感じた。

ネット広告の今後を考える上で『広告+α』のビジネスに注目したい。

皆様は、どのようにお感じでしょうか?

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