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企業の広告担当15年の現場から儲かる広告とITについて本音を漏らしながら紐解いていきます。

マーケティング担当者を悩ませる、当たり前の事柄たち。

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あまりに当たり前すぎて、会議で話題にもならないが、クリティカルでコストも手間も掛かる事柄、”データ”のお話。


先日のエントリでは「ITとB2Bと広告と」と題して「ITと広告は基本的に同じ」ただし「Inboundの管理が大変」と書きました。


広告にITを活用することにより、さまざまなレスポンスが広範囲・リアルタイム・詳細に抽出できるようになります。
そのレスポンスを基に「案件」を判別し、営業部門などの後工程にスムースにバトンタッチする、これが【Lead Generation(Lead Gen)】です。


このLead Genの担当者(通常は宣伝やマーケティング部門)には、どんなデータがどこからInputされ、何に使えるかを理解する能力、いわゆる「データリテラシ」が必要になります。

しかし、従来のマーケティング関係者(宣伝部マーケティング部、広告会社)はITにもデータにも詳しくない場合が非常に多い。

ー自社が採用しているSFAやCRMからの情報は、何に使えて何に使えないのか。
ー自社の企業マスタの情報は信頼できるのか。
ー「顧客情報」の「顧客」とは「法人」「個人」のどれをさしているか。
ーそもそも名寄せやマッチングなどの膨大なデータ処理作業は誰がやるのか。


”データベース”は比較的簡単に作れますが、”データマネジメント”の確立は、宣伝部門にとって専門外であり、非常に困難な問題です。

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