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2006.6.5号の日経ビジネスでリクルートに関する特集議事が掲載されています。
リクルートといえば独自の切り口の雑誌メディアを中心として、最近ではR25に代表されるようなフリーペーパーを活用したメディアをポータルとしとした独自のビジネスモデルを築いている優良企業です。江副氏が残した1兆4000億円の負債もほぼ完済し、売上高営業利益率は30%と収益力も群をぬいています。
特にリクルートが時代の変化に適応していることろは、ペーパーメディアだけに固執したいネットとのコラボレーションもうまくやっているところだと思います。
就職情報サービスはネットサービスであるリクナビに移行し、今までのリクルートの代名詞でもあったペーパーによる「リクルートブック」を即座に廃刊していいます。
また、コラボという点ではペーパーの「じゃらん」とネットの「じゃらんnet」のシナジー効果を狙ったプランを広告主の立場で提供しています。
通常、ペーパーメディアで過去の成功モデルをもっている企業はネットビジネスへの移行が遅れ新規参入者に遅れをとってしまうといったケースが目立ちますが、リクルートの場合は率先して市場ニーズに合ったサービスを提供していくところが成長の要因になっているようです。
最近では、ネットの「リクナビ」のモデルも成熟したモデルと認識し、「就職ショップ」というリアルな場の提供を一見ネット時代に逆行するようなモデルを開始したところがまた興味を持たされます。
ネット一辺倒の社会やビジネスモデルは必ずそのゆり戻しがきます。SNSの世界でコミュニティができ、オフ会というリアル場に発展していくように、あるいはジャンクメールの影響でFAX通信の価値が上がっていくように、ネット一辺倒のメディアだけでない既存メディアの価値も再評価されていく時代にもなってきます。Podcastが普及しても新聞が無くなる事はないでしょう。
ネットマーケティングはやりの昨今ですが、ネットの優位性での差別化というより、アナログメディア、リアルな場をうまく組み合わせることを差別化戦略にしていくことが重要だと思います。
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