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7年前の【筑紫哲也】多事争論から生まれた私の夢と和田アキ子さんへの一言

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 一部の方にしか語ったことがないのだが、私の将来の夢は、

「戦争・戦乱の多い国の子供達を日本に連れてきて、ディズニーランドに連れて行き、トトロなどの日本のアニメを見せ、日本の学校での教育も受けられるようにして、”戦争がない日本というのがいかに素晴らしいのか”を実体験して、自分の国に返って同じような平和な国を作る活動をしてもらえるようにする仕組みを作りたい」

というものだ。長女が国連でボランティアの仕組み作りをすることを夢としてきたのも、私の影響だろう。

 今でも、毎年10万人以上の子供が戦争で死に、数十万人の子供が誘拐や、その他の理由で少年兵にさせられて、戦争・紛争に参加している。そして、平和な世界がどういうものかを知らずに死んでいくのだ。

 私は、このような子供達に平和な国「日本」を知ってもらい、自分の国も「平和を愛する日本のような国にしたい」という想いを持ってほしい。たとえ、戦争があったとしても、子供と女性には幸せを提供したいと願う大人になって欲しいと思っている。

 確信はないのだが、自衛隊を派遣したりお金を出したりするよりも、日本という国と良好な関係を持ちたいと思ってくれるのではないかとも思ってる。

 私がこのように思うようになったきっかけが、ちょうど7年前の11月、News23の多事争論筑紫さんが話された「子ども兵士」だった。

その時の話がNew23のサイトに以下のように残っていたので紹介しておこう。

「アフガニスタンの戦争で北部同盟がタリバン側の少年兵100人を処刑したという情報が、昨日から国連筋の話として流れております。人数600とか700とかいう情報もあります、、(略)、、、世界中で少年が戦場に出るケースというのがどんどん増えております、、(略)、、、子どもが何よりも大人の言うことに反抗しないで命令をよく聞く、あるいは一つの教義に染まりやすい、、(略)、、既に世界中で前線におよそ30万人の子ども兵士が出ているというのがユニセフの資料の中にあります。、、(略)、、この10年間に世界中の紛争で命を落とした子どもは同じくユニセフの資料ですが、推定200万人以上、これは戦闘で死んだ兵士の数を上回っております。 、、(略)、、このことをやはり大人は少しは考えて、いろんな問題について頭の隅というよりももっと必死に考えて欲しいんですけれども、少なくともそのことに心を留めながらいろんな問題を考えたり、決定したりして欲しいものであります。」

 私は世界平和や世界中の子供達を幸せにしたいなどと考えたことがない。ボランティア精神なんか皆無に等しく、人の幸せを考えるのは家族と会社のチームメンバーなど直接関係のある人のことぐらいだ。宗教もイデオロギーも持っていない。

 私が生まれてこの方、人のために何かしたというのは、

「骨髄移植の意思確認の連絡が来た」

の一度っきりである。

 しかし、当時、中学1年生、小学校5年生の娘と幼稚園にはいったばかりの息子を持っていた私には、この筑紫さんの言葉と「子ども兵士」という状況の子どもが何十万人もいる初めて知った事実がショックだった。

そんな私が、頭の片隅の夢物語ではあるが、密かな夢を持つきっかけを頂いたことに感謝し、謹んでご冥福をお祈りいたします。

追伸(アッコにおまかせの件)

 先ほど(今、日曜日の9日)、「アッコにおまかせ」を見ていたら、和田アキ子が、

テッちゃん(筑紫哲也)は、

・未成年が喫煙しているの見逃してくれたり

・お金を賭けてマージャンをしてくれた

から素晴らしい人

という趣旨のことを長々と話していた。あまりに不快で途中でチャンネルをかえたため、その後どうなったかわからないが、本当に不快であった。

 和田アキ子の発言の何が私にとって不快なのかと言うと

筑紫哲也の素晴らしさが

”賭博マージャンと未成年の喫煙を許した”

ことだと主張していることだ。

 それらを行った事実については、置いておくとして(私もタバコを吸っている全ての未成年を注意しているわけではない)、

和田アキ子さん

「あなたにとって、筑紫さんは、

 たったその程度の人だったのですか?

 彼と出会って感激した事はそれだけですか?

 あなたが、お世話になった筑紫さんを送る言葉は、

 社会的に悪いことだと言われていることを、

筑紫さんが行ったという事実を世の中に暴露することだけなのですか?

 本当に、そうする大人が素晴らしいと思っているのですか?」

 あの番組で何をメッセージしたかったのか、私にはまったく理解できなかった。

 あまりにも情けないではないか。

 それを注意できないゲスト達も「大人の叱り方」がわかっていない。 

 めったに私はこういうことを書かないし言わない。 しかし、あえて言う。 私は不快だ。

<子ども兵士の関連サイト>

⇒ 子ども兵士とは AMNESTY INTERNATIONAL JAPAN

http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=126

⇒ ユニセフ 世界の子どもたち

http://www.unicef.or.jp/children/

http://www.unicef.or.jp/kodomo/teacher/pdf/st/st_08.pdf

http://www.unicef.or.jp/children/children_now/child_pic.html

⇒ その他ユニセフの関連記事

⇒ News23 多事争論 11月14日(水)子ども兵士

http://www.tbs.co.jp/news23/old/onair/taji/s11114.html

Comment(9)

コメント

けんじろうさん、トラバ、ありがとうございます。
多事争論。人にモノを伝える片棒を担いでいる私としては、長年にわたり、「ピン(一人)」で、自らの責任において、ある事象についての自らの思うところをカメラに向かって淡々と述べる姿に、プロフェッショナルな報道人としてのあり方の凄さを感じていました。真剣に、そして真摯にモノを伝える姿の凄さを感じていました。
 
その意味で、私個人的としては、最後の最後まで報道人としてプロフェッショナルであり続けたことが筑紫哲也さんの最大の功績であったんじゃないかと思います。決して未成年者の・・(以下省略

いわながさん
>、「ピン(一人)」で、自らの責任において、ある事象
>についての自らの思うところをカメラに向かって淡々と述べる

そうですね。プロですね。
しかし、私たちも実名で写真まで出して自分の責任でネットを経由して自分の思うところを述べるという意味では近いのかもしれませんね。
コメントありがとうございます。

けんじろうさん、トラバ恐縮です。
実は筑紫さんとの思い出はいいことばかりではありませんでした。私の生まれは兵庫なのですが、阪神大震災当時、瓦礫の現場を筑紫さんご自身がポケットに手を入れながら現地ルポをしているのを見て、須磨出身の母がたいそう憤慨をしていました。私は、テレビとは人間の一部分しか表現しない、そういうものだと理解しつつも、複雑な思いでいたのです。それから幾年も経て、ご本人との対話を通じて、実は未来のことをとても深く考えていらしたことを知り、とても共感したのです。人というのは、メッセージと、一貫性で信頼を築くのだなと、大変勉強もさせていただきました。筑紫さんのように、深く考え、他者に良い影響を与える人がいなくなることは悲しみです。しかし、大丈夫だ、未来は必ず切り拓かれるのだと信じて、同氏をお送りしたいと思います。

合掌

筑紫さんは、みのもんたさん並に問題視される発言や行動が多かったと思います。 私の目からは正しいと思えるものが大半でしが、非常に非難されていました。
 震災の時は、私も社内でかなり批判を受けたことがありました。社内の掲示板で「使い古しの下着や服を送るより、義捐金やボランティアを」と書いたことで批判を受け、「、、それに関しては地震がありません、、」と誤変換したことで、さらに非難を受けました。 難しいものだと思いました。
 これも、筑紫さんのメディア論として言っていましたが、
 何を言っても非難されるからやらないと考えるのではなく、正しいと思うことを、信念を持って、自分なりの考えで発言し、行動することが大切。間違っていれば、やってみてから訂正すればよい。
 という考えを私も貫きたいと思っています。といっても難しいのですが、、、。
 コメントありがとうございました。 
こういうやりとりができるところが、ブログっていいですね。

筑紫さん、NEWS23のメインキャスター長く続けすぎたのかもしれないですね。大変な負担だったと思います。だって毎日ですから!番組へはアドバイザリー的に入って、他事争論だけ続ける、っていうのも難しかったですかね。。。まあ、今となっては、、、ですが。ご冥福お祈りいたします。

斉藤さん
 コメントありがとうございます。
 ミノさんが、朝ズバの件をなかなか受けなかった理由もそこにあったそうです。 毎日大変ですよね本当にそう思います。個性を出すと叩かれるし、本当に大変な負担だと思います。

↑ あ、肝心の「多事争論」の字を間違えてしまった。。。ごめんなさい>筑紫さん

Rick

筑紫さんのご逝去、本当にびっくりしました。
最近、数年前の立花隆さんと筑紫さんの対談のビデオを見ました。わからない部分もありましたが、面白かったです。

時間的にも、NEWS23はちょくちょく見ていました。もちろん、多言争論も。

思想的には自分としては正反対に映る人でしたが、メディアという公の場で、自分の考えをはっきりと、自分の言葉で表現できる貴重なジャーナリストが逝ってしまった、まだ信じられない思いです。
ご冥福をお祈りいたします。

Rickさん
 私も本当に惜しい、まだ、早いと思います。
 思想的に正反対の筑紫さんをこのように評価できるRickさんも素晴らしいと、このコメントを見て感じました。
 コメントありがとうございました。

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