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3年ほど前に、「フリスク用の革ケース」を、某WEBメディアの連載コラムで紹介した。同じ指向の人が多かったのか、フリスクのケースというニッチなマーケットが脚光を浴びる前夜だったのか、その記事が掲載されてから、製造元であった某レザークラフトショップには膨大な数のユーザアクセスがあったと聞いた。
それ以来、様々なフリスクのケースを販売する会社が続出し、今でも、伊勢丹メンズ館の地下売り場や、銀座伊東屋、ちょっとしたアクセサリーを置いているお店の店頭にも、ラインナップとして並ぶようになった。シンプルなレザーメイドから、全身にスワロフスキーをまとった超豪華なモノまで、今ではその種類も半端な数では無い。
たまたま、自宅の本棚の手前の大事なスペースに、もう古くて使っていない多くのUSB メモリーと、そのすぐ横に未開封のフリスクが数個並んでいるのに気がつき、衝動的にこの2つをくっつけてみよう!なんて思いついた。
最近は、とんと工作なんてしたこともなかったが、思い立ったが吉日、早速、ペン立ての中からカッターを取り出し、フリスクの中身を放り出して、フリスクケースの引き出し部分に適当にカッターの刃をあてた。ヌメっとした雰囲気だと思っていたが、予想に反して、フリスクのプラスティックケースはハードで、あっけなくパリンと割れてしまった。
この調子でドンドン割って行ったら、フリスクの中身がデスク上に溢れてしまう。ここは真剣に、慎重に、、、、そして、暫く使っていない糸ノコを道具箱から取り出し、真面目に寸法を計測して、フリスクケースから露出するUSBメモリーのコネクタ部分のサイズをカットした。
今回使用したUSBメモリーは、古いIBM社製の256MBで、元々、本体プラスティックに大きなヒビが入っていた。また、USBメモリー本体のサイズがフリスクのプラケースの内容積より高さがオーバーなので、やむなくUSBメモリー全体をバラして、基盤&コネクタ部分だけを取り出し、フリスクのパッケージに収納した。
USBメモリーのコネクターをPCに差し込んだ際に、内部でUSBメモリーの基盤部分だけが後方にずれたりすることの無い様に、内部の余った空間には軽くて強く、圧縮されにくいモノを詰め物に使った。固定はアロンアルファさえあればほぼ完璧だ。
たった30分ほどで、大がかりな道具も使わずに作った「USB FRISK メモリー」だが、周囲の反応はなかなかグッドだ。フリスクのケースにiPod Nanoを収納するのも一部で流行しているが、簡単さは「USB FRISK メモリー」が圧倒的だ。誰でも作れると言っても良いだろう。筆者にはとうてい無理だが、腕に自信のある人は、普段は金属のコネクター部分は露出せずに、スライド方式でコネクターが露出する仕組みにすることも十分可能だろう。
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