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IT業界を四半世紀見てきたジャーナリストのこだわりコラム

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 激動の2008年もあと少し。この1年間の取材ネタ帳を整理していたら、所々に、新聞・雑誌・テレビなどで見聞きして印象に残った言葉を書き留めていました。
 ITとは直接関係ありませんが、あらためて見ると味わい深い言葉が多いので、ピックアップしてここに残しておきたいと思います。皆さんも、もしピンと来る言葉がありましたら、どうぞ有効活用してください。

「もがいて苦しんでいると光が見えてくる。
いつか見えると思って何もしなければ、一生、光は見えてこない」
(マリナーズ・イチロー選手)

「すしは目で握る」
(三つ星・すし職人 小野三郎 氏)

「いま日本に欠けているのは、大人のチャーミングさ。
甘え上手で、甘えさせ上手な大人は、
ちゃんと駆け引きを知っていますよね」
(歌舞伎俳優 松本幸四郎 氏)

「努力しても成功するとは限らない。
しかし、成功した人は必ず努力した」
(新聞の読者の声の欄より)

「せっせと生き、さっさと去る」
(新聞の読者の声の欄より)

「敵の多いことを恥じる必要はない。
だが敵の名に恥じない者を敵にせよ。
卑しき敵は持ちたるだけにて此方の敗北なり」
(明治の文人 国木田独歩)

「庭師は庭を造るだけでなく、
家周りのすべてを演出する空間プロデューサーでもある」
(庭師 平岡佳道 氏)

「成功の反対は、失敗ではありません。
何もしないということです」
(身体のハンディを越え、中学教諭になった小島裕治 氏)

「おもしろく読んだ自分の判断に信念を持つ。
編集者が惚れ込むと、情熱が社会に伝わる。
すると幸運も味方する」
(ノーベル賞作家14人の出版を手がけたカリスマ編集者 トム・マシュラー 氏)

「ビジネスの目的は、価値を生み出すこと」
(日産自動車社長 カルロス・ゴーン 氏)

「理念なき行動は凶器であり、
行動なき理念は無価値である」
(ホンダ創業者 本田宗一郎 氏)

「他人と過去は変えられないが、
自分と未来は変えられる」
(関西大学教授 白石真澄 氏)

「介護を通して、私の中から相手を思いやる気持ちが引き出された。
母は認知症になることで、今も私を育ててくれているんじゃないか。
そう思うんですよ」
(認知症の母との日々をつづる詩集を出した藤川幸之助 氏)

「すべての業(わざ)には時(とき)がある」
(東大教授 姜尚中 氏/もとは旧約聖書)

「デザインは奇跡を起こせない。
それができるのは教育です」
(デザイナー 川崎和男 氏)

「記憶に残る幕の内弁当はない」
(作詞家 秋元 康 氏)

「旬の食材をいただくと、
身体が喜ぶのがわかります」
(バレエダンサー 吉田 都 氏)

「高下在心(こうげざいしん)」
※すべての物事は心がけ次第で決まる、という意味。
(楽天 野村監督)

「スマートにしゃべることは、
決して『伝わる』ことにならない」
(NHKキャスター 松平定知 氏)

 来るべき2009年、少しでも無邪気に笑えるように……良いお年を!

Isao Matsuoka

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『ITmedia エグゼクティブ』(アイティメディア発行)編集委員。ビジネスおよびマネジメントの視点に立ったIT活用を追求しています。

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