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IT業界で日々起こるニュースから、少し先の未来を読みとっていくためのコラムです。

« 2006年12月20日

2007年1月6日の投稿

2007年1月7日 »

ソフトバンクが「ゴールドプラン」に引き続き、「ホワイトプラン」を発表した。
基本料金は、月額ゴールドの9800円が、ホワイトプランでは、なんと1/10の980円だという!これはショックな出来事だ!

この基本料金の価格には思わず、目を見張った!
しかし、誰もがそうだろうが、次の瞬間には、いったいどんな契約スタイルになるのかがとても気になった。

そこで、オプションが気になり、通話料に目をむけてみると、ソフトバンク契約者同士だと、午前1時─午後9時までは無料。しかし、それ以外は30秒21円だという。

え、30秒あたり?30秒?この通話時間の表示値は何なんだ?
明瞭会計でシンプルな表示なのか?

通常、電話って3分いくら?という表現が主体で、固定電話の市内なら、3分10円というのが、長い歴史の中の標準の価格体系基準である。そこに30秒とくるから、思わず、電卓をたたいてみたくなった。

つまり
1分だとなんと42円。
10分だとさらに420円。
30分では1260円、
1時間で2520円
10時間で25200円となる。

ボクは月に、10時間もしゃべっていないと思うが、1日に20分ソフトバンク以外の人としゃべると一ヶ月30日で2万5200円になるという計算だ。
こうやって数字を1分や1時間にたとえてみると、基本料金980円の安さがあまり魅力的でなくなってきた。

ソフトバンクの、料金におけるサプライズ戦略もそろそろ、飽きがきているので、ここは素直に普通のビジネスマンの場合や大学生の場合、どれくらいお得になるのかという形での料金提案があってもよいかと思う。むしろ、自分の毎月の電話パターンを分析するようなウェブサイトがあり、比較検討できるようなサービスをつくるべきだろう。

また、このように料金の低廉化だけでなく、機能面や、機種の特性やサービス面での訴求がないと、いまだに「30秒あたり」という姑息な表現を使っているだけで、きっと裏になにかがあると思われるブランドになってしまわないだろうか?

「さすが!ソフトバンク」と思われる信頼のブランドでなければ、料金プランだけの単なる格安ブランドになりさがってしまう。せっかくのハリウッドスターが使っているイメージがもったいないと思うのだが…。

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上記の記事についての謝罪

30秒あたりの料金について、他社との比較をしないまま、ソフトバンクのみの批判となっていしまい、結果として誤解を招く表現になったことを、ここに訂正させていただくと共に謝罪を申し上げます。

また、指摘いただいたコメントを「炎上」として放置していたことなどをふくめて、謝罪させていただきたいと思います。申し訳ありません。そして、ごめんなさい。

かなり気づくのに時間がかかり、さらに誠意あるコメントに対して、失礼な態度をとったことをここにお詫び申し上げます。

自分の記事の不備を謝罪せずに、自論を主張し、さらに姑息に火消しをしようとしていたと思います。

また、ここのコメントを正視することなく逃避していたことにより、さらにみなさんを不快な思いをさせてしまいました。本当にごめんなさい。

これで、気が済まされるということはないと思いますが、今後は、誠意ある、信頼される記事をめざして、書いていきたいと思いますので、もしも許していただけるなら、また目をとおしてやってください。

KNN神田

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神田敏晶

神田敏晶

世界で一番小さなデジタル放送局「KandaNewsNetwork」ビデオジャーナリスト。ビデオカメラ1台で世界をかけめぐりる万年27歳がITニュースを解説!関西大学講師、宣伝会議講師、デジタルハリウッド講師、早稲田大学大学院非常勤講師など

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