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CDが売れないと言われているこの時代に、今年の9月9日に発売されたビートルズのリマスター盤がバカ売れしているらしい。なんでも発売から1カ月足らずで、国内だけで200万枚を売り上げる大ヒットなんだそうだ。初CD化された1987年から今まで一度もリマスターされなかったというから、こっちの方がちょっと驚きである。
別に買うつもりはないのだが、タイトルをチェックしていて目を疑った。全アルバム14作となっているのに、「ヘイ・ジュード」がない!何かの間違いかなと思って他のサイトでも調べてみたのだが、どこのサイトでチェックしても「ヘイ・ジュード」の名前が見当たらない。
早速この辺の情報にやたらと詳しい知り合いに電話して聞いてみた。すると、今回のリマスターの対象から漏れているというではないか。「あれってイギリスでは正式なアルバムとして発売されていないし、ベスト盤的な要素が強いから漏れたんじゃないっすか」。
そう言われても腑に落ちない。というか、腹が立ってしかたがなかった。「ヘイ・ジュード」は、たしかにビートルズが活動中に本国イギリスで発売されたアルバムではない。だけど、アメリカでは1970年2月に発売されたビートルズ18作目の正式なアルバムである。セールス的にも、アメリカだけで300万枚以上も売れた名盤の一つ。
「ヘイ・ジュード」が凄いのは、A面からB面を通して全10曲中1曲たりとも捨て曲がないこと。キャント・バイ・ミー・ラヴから始まってレヴォリューションで終わるA面も最高だし、そのレヴォリューションの余韻を引きずりながらB面にひっくり返し、いきなり始まるヘイ・ジュード。鳥肌が立つくらい完璧なアルバムである。
「ヘイ・ジュード」には個人的な思い出も多い。小学校5年生の時にはじめて買ったビートルズのアルバムが「ヘイ・ジュード」だった。京都に家出をした高校生の時、レコードを処分して家出資金を作ったのだが、最後まで売ることができずリュックサックに入れて京都まで持っていたほど大好きだったレコード。
「ヘイ・ジュード」、リマスターされる可能性はないんでしょうか。それと、このリマスター盤本当に音良いですか。買う予定はないが気になる。
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