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いまだに小学校5年生の娘と一緒に風呂に入っている。平日は家に帰っても寝ていることがほとんどなのでもちろん休日限定の行事。そのことを、同じように娘がいる何人かの知り合いに話したところ、一様に驚かれてしまった。
娘が父親と一緒に風呂に入るのは、普通は小学校3、4年くらいまでで、高学年になったらもう一緒に風呂なんか入らないものらしい。そう聞いてこっちが逆に驚いた。ごく普通なことだと思っていたから、知り合いの反応が逆に気になって妻に話したところ、妻もそうらしいと言うではないか。
最近は私が朝早く家を出なければならないこともあって、昔のように学校まで送って行くことが少なくなってしまった。休日の娘との入浴タイムは、娘との唯一のコミュニケーションタイムでもある。学校のことや塾のことを聞いたり、別に大した話をしているわけではないが、私にとっては結構貴重な時間である。この時間がなくなってしまうと、ほとんど娘と接する時間がなくなってしまう。
娘が中学受験をすることになって初めてわかったのだが、中学受験は本当に大変だ。娘がちょっと可哀そうになってしまうほど、遊ぶ時間がないのである。遊ぶ時間がないということは、昔のように一緒に出かける時間もなくなってしまうわけで、接する時間そのものが減ってしまうことになる。
入浴タイムの話に戻る。普通コースとスペシャルコースの2種類があって、普通コースは自分で頭も体も洗うのだが、スペシャルコースは私が頭、顔、体と全部洗ってあげることになる。その間娘は相当疲れているのか、黙って眠っている。子供はまだ洗い方が雑なので、1週間に1回くらいはちゃんと大人が洗ってあげないと不潔だという理由もあるのだが、妻には過保護過ぎると言って叱られる。
最近はそれでも少し雲行きが怪しくなってきている。昔だったら喜んで一緒に入っていたのが、最近は時々気乗りがしないような反応を見せることがある。きっと、そう遠くない内に誘っても断られるんだろうな。
そう言えば、一緒に風呂に入らなくなっても、もう一つコミュニケーションタイムがあることを思いだした。風呂上りにドライヤーで髪の毛を乾かしてあげることだ。でも、考えてみればこれもきっと時間の問題なんだろうな。「不潔な手で髪の毛触らないで!」。楽しみがまた減っていく。
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