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昨日くらいからニュースサイトでもちらほら取り上げられていたので、すでに目にした読者の方も多いかと思いますが、ビムーブがインテック・アイティ・キャピタルに対して4,000万円の第三者割当増資を実施しました。去年の7月に資本金300万円で作ったビムーブが、資本金2,700万円(資本準備金も含めると4,700万円)の会社になったわけで、本当に身が引き締まる思いです。

実は2月末に払い込みは完了していたのですが、ビムーブのコーポレートサイトの完成が遅れていたため、発表が今週にずれ込んでしまった次第です。ビムーブのような資金力も実績もないスタートアップ企業にとって、ベンチャー・キャピタルをはじめとした外部の資本が入ることは、事業化のスピードを上げて行く上でとても大きな力になります。

そういう意味では、売上が1円もないどころか、まだサービスもローンチしていないビームブのようなスタートアップ企業が、第三者割当増資によって資金を調達できたことは本当に幸運なことだったと思っています。7月の会社設立以来、今までの人生で最大のピンチに陥りながらも何とかここまで頑張ってきた努力に対する、神様からのご褒美だったのかもしれません。実際、近所の神社に何度もお参りに行きましたけど。

でも、これからが本当のスタートなわけです。何の実績もないスタートアップ企業に、最初に投資してくれたインテック・アイティ・キャピタル社の勇気ある決断を無駄にしないためにも、経営陣をはじめ社員一丸となって、愚直に目標達成に向かって歩んで行きたいと思っています。

ところで、今回は出資してくれたインテック・アイティ・キャピタル社以外に、もう一社大変お世話になった会社があります。オープンアソシエイツという、ビムーブのようなスタートアップの企業やベンチャー企業の立ち上げを支援してくれる会社です。

今回でいえば、オープンアソシエイツ社は、インテック・アイティ・キャピタル社がビムーブに投資すべきかどうかの判断を下す上で必要な、デューデリジェンスを実行するという重要な役目を担っていたわけです。3カ月くらいかけて、汗をかきながらビムーブの可能性について調査してくれました。最終的にレポートしてまとめられた結果は、今のビムーブの事業計画に大きなプラス要因となって反映されています。

これが縁ということでもないのですが、一緒に汗をかいてくれたオープンアソシエイツ社には、営業支援を含めた様々な業務支援をこの4月からお願いすることになりました。信頼のおける強力なパートナーです。

それにしても、プレスリリースの効果って絶大です。昨日あたりから、問い合わせの電話がかかってきたりメールが飛んできたり、一人で対応に追われています。やっと会社らしくなってきたみたいです。

■ 株式会社インテック・アイティ・キャピタル

■ 株式会社オープンアソシエイツ

itoman

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プロフィール

伊藤 靖

伊藤 靖

株式会社リトルウイングス代表取締役。
青森県弘前市出身。大田区蒲田在住。
企業のメディア戦略、コンテンツ戦略、モバイル戦略の構築と実行をサポートするサービスを提供しています。

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