| « 2007年5月5日 | 2007年5月7日の投稿 |
2007年5月8日 » |
先日、あるインディーズ系のアーティストと話していたら、たとえメジャーではなかったとしても、CDデビューできるというのはやはり嬉しいものなんだということを言っていた。最近は、CDは作らずに、音楽配信サービスを使ってデビューするインディーズ系のアーティストが増えてきているような印象を持っていたので、このアーティストの話を聞いた時はちょっと意外だった。
そのアーティストによれば、音楽配信だと知らせる人間が限られてしまうので、有難味がないんだということ。中学・高校生は携帯電話が主流だし、親戚の叔父さん叔母さんには音楽配信なんて何のことだかさっぱりわからないため、音源だけ作ってもらっても配る相手が限定されてしまうので、いま一つ嬉しくないらしい。
デビューしたことを一番に喜んでくれるのは、やっぱり田舎の親戚や友達だ。そうなると、誰でも簡単に聴くことができるCDが一番なんだそうである。親戚の叔父さん叔母さんにしてみれば、音源だと、応援しようにもどこで買ったらいいのかわからないという状況に陥ってしまうらしい。CDだと、まとめ買いをしたりして応援できるので、その方面でもCDの方が便利だということだ。
音楽業界の中には、CDがなくなって音楽配信サービスが主流になると考えている人が意外に多いのだが、私はCDがなくなることは絶対にないと思っている。最近はもう一度アナログに戻ろうとしているくらいなので、私の意見はあまり参考にならないかもしれないが。
このブログでも何回も書いていることだが、アナログ時代に経験したライナー・ノートやジャケットを眺めながら音楽を聴くという楽しみ方がなくなってしまうとは、どうしても考えにくい。また、今の中学・高校生の主流がたとえ携帯電話だとしても、彼らが社会人になってある程度経済的に余裕が出てくれば、やっぱりCDを買うようになるのではないだろうか。
むしろ、私が一番危惧しているのは、音楽産業全体の売上が落ちてしまうことである。CDと音楽配信サービスのどっちが主流になるかなどといったことは、実は大した問題ではないような気がしてならない。もっとファンの意見に真剣に耳を貸さないと、後でとんでもないしっぺ返しを受けそうで怖い。
もしも家庭内の電化製品がすべてブロード・バンドでつながり、簡単に音源が聴けるようになったとしたらどうだろうか。私は、それでも親戚の叔父さん叔母さんには、やっぱり音楽配信サービスよりもCDなのではないかと思っている。
連休明けの初日というのは、どうも調子が出ない。休み期間中も家で仕事をしていたのだから、仕事が嫌なわけではないのだと思う。とにかく、会社に来るとなんか体が重く感じるのだ。それにしても、この4連休は久し振りにのんびり過ごすことができた。それというのも、いつもは我が家の中心にいる小学3年生の子供が、妻の実家に3日も外泊して不在だったからだ。
妻の実家は、自宅から歩いて15分くらいのところにあるため、今までも、1泊だけ外泊するというのは何回か経験したことがあった。ところが、3泊連続となるとさすがに始めての経験である。こっちは、どうせ2日目あたりで帰ってくるに違いないと高をくくっていたのだが、これがとんでもない話だった。親の不安など何処吹く風で、結局妻の実家に3泊し、4日目にやっと帰って来るという有様だったのだ。
子供が3日間も家にいないというのは、我が家にとって初めてのことである。妻と私の方が、この予定外の事態にちょっと戸惑ってしまった。というのも、ここ数年間、二人だけで過ごすことになれていなかったせいだ。
それでも、せっかくなので普段子供が一緒だと行けないようなところに足を運んだりして、それなりに夫婦二人だけの時間を楽しむことができたわけだが、妻も私も口には出さないものの、いつもは当たり前のようにいる子供がいないことが、寂しくてしかたがなかったのである。そして、それを口にすることが二人とも怖かったのだ。
親が気がつかない間に、子供はどんどん勝手に親離れしているという現実を思い知らされた連休だった。妻が昨日の夜にもらした一言。「子供が結婚して出て行った時の、いい予行練習になったね」なるほど、そう考えればいいのか。
| « 2007年5月5日 | 2007年5月7日の投稿 |
2007年5月8日 » |

顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
悩んだときの、自己啓発書の触れ方
考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
なんて素敵にフェイスブック
部下を叱る2つのポイント
第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命