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アントニオ・カルロス・ジョビンが大好きである。どれくらい好きなのかというと、iPodで通勤途中に必ず聴いているほど好きである。休日、ソファに寝転がって、昼間からビールを飲みながら聴くのは大抵アントニオ・カルロス・ジョビンだというほど好きである。

若い時は、どちらかと言えばあまり好きなアーティストではなかった。大学のモダンジャズ研究会に入部してすぐに渡された譜面が、「イパネマの娘」だったのだけれど、あの間延びした感じが好きになれなかったのを今でも良く覚えている。ジョン・コルトレーン命だった若造に、彼の音楽に潜むユーモアは理解できなかったのだと思う。

アントニオ・カルロス・ジョビンが好きになったのは、皮肉なことに音楽をやめてからだ。30歳を過ぎてから、突然彼の音楽の素晴らしさに気がついた。そして、40歳を過ぎたあたりから、好きな度合いが急激に増してきたような気がする。彼の音楽の良さは、歳をとればとるほどわかってくるのかもしれない。

そのアントニオ・カルロス・ジョビンが、今年で生誕80周年を迎える。生きていれば、80歳になっているわけだが、ちょっとピンとこない。なぜなら、アントニオ・カルロス・ジョビンの音楽は、いまでも若々しさを失っていないからだ。だから、80歳と聞いても、80歳のアントニオ・カルロス・ジョビンを想像することができない。

ということで、今年はアントニオ・カルロス・ジョビンのDVDやCDがたくさん発売されるらしいので、非常に楽しみである。個人的にお薦めしたいのは、最近発売された「Maestro Soberano」というタイトルの3枚組み輸入DVD。74年に発売された名盤「Elis & Tom」の、ロスアンゼルスのスタジオでの録音風景が収められているのだが、これが必見である。

私は、このDVDで動くエリス・レジーナを初めて観たのだが、とにかくチャーミングな女性である。そして、二人の掛け合いが何とも感動的である。ちなみに、この映像はYouTubeにも出回っている。

子供のピアノの発表会で、子供に伴奏をしてもらいながら、テナー・サックスで「イパネマの娘」を演奏するのが今のところの夢なのだ。嫌いなスタン・ゲッツを真似て。

itoman

先日、あるブロガーから、ブログを更新し続けるコツはなんですかと質問された。ズバリ、早起きだと答えた。補足すると、中途半端な時間ではむしろ逆効果であるため、ここは思い切って5時に起きることを薦める。5時に起きれば、昼間や夜にはなかなか取るのが難しいまとまった時間が確保できる。

朝の2、3時間は、誰にも邪魔されることなく集中できるため、実は昼間の5時間に匹敵するということに気がついているだろうか。これは、本当に誇張でもなんでもない。昼は、電話がかかってきたり、ちょっとした急な会議が入ったりで、なかなか集中して仕事をするのが難しい。

つまり、昼間の5時間というのは、結構虫食い状態になっているため、正味5時間もないというのが私の意見である。昼間の時間帯というのは、仕事した気になっているだけで、実は意外に成果が出ていないのである。それに比べれば、集中して仕事に取り掛かることができる、朝の2、3時間の方がはるかに価値があるというものだ。

この5時に起きて仕事をこなす術は、ブロガーに限らず、すべてのビジネスマンやエグゼクティブにもお薦めである。絶対に効果があるので、是非試してみてほしい。

もっとまとまった時間が欲しいという場合は、出勤時間を遅らすなどして、そのまま自宅で仕事をすることをお薦めする。そうすれば、連続で4、5時間は仕事に集中することができる。自宅で仕事をするというのも、実は非常に効果がある時間の使い方だ。

この早起きと自宅で仕事をするという仕事のしかたについては、実はドラッカーも著書「経営者の条件」の中で薦めているほど由緒あるもので、結構実践している人も多いのではないだろうか。

夜は、誘惑が多過ぎて、自分の意志だけではどうにもならないところがある。でも、朝であれば、自分が早起きさえすれば必ず時間は作れる。こんなに確実で効果的な方法は、他には絶対にない。

itoman

実際にSNSを立ち上げてみると、利用規約を作成してちゃんと運営していれば、世間で言われているようなコミュニティやブログの炎上などはほとんど起こらないということがわかる。始める前からマイナス面ばかりを気にしていても、しかたがないということだ。

そんなことよりも、SNSにはもっと真剣になって対策を考えなければならない二つの大きな壁がある。それは、いかにしてユーザーを集めるかという集客と、いかにして儲けるかという収益モデルの二つだ。それを証明するかのように、最近寄せられる相談も、ほとんどがこの二つの問題に集中している。

集客の問題は、ユーザーを増やすことに頭を悩ませなくてもいい、社内SNS以外のすべてのSNSが直面することになる壁だ。最初は、周囲の人間の協力もあって早いペースで集まるユーザーも、数ヶ月もすれば目に見えてペース・ダウンしてくる。

ミクシィのように数百万人という規模のユーザー数は考えていなくても、どのSNSも目標としている数字を持っている。そして、その目標としている会員数に到達するために、毎日苦戦苦闘することになるわけである。

結局、広告やキャンペーンを使ってユーザーを集めることになるわけだが、集客のためにコストをかけられるサービスはまだ救いがある。だけど、広告予算の取れないサービスは悲惨だ。結局、打つ手がなくなり、最終的には閉鎖に追い込まれてしまうことになる。

なぜ集客が、SNSが成功するための重要な要因になっているのかといえば、今のところ広告以外にこれといった収益モデルが見当たらないからだ。そして、広告を掲載してもらうためには、最低でも十万人単位でのユーザー数が必要だ。

広告収入以外の収益モデルが存在しない以上、ユーザー数の獲得に躍起になる以外に方法がないというのが正直なところかもしれない。今のところ考えられる広告以外の収益モデルといえば、コマース、会員費の徴収、情報の売買などがあるが、どれもいま一つだ。結局広告に頼らざるおえないというのが現実である。

SNSを立ち上げた後、何ヶ月目からどれくらいの広告予算を使ってユーザーを獲得していくか。そして、何で収益をあげるかといった問題については、計画の段階で事前によく考えておく必要がある。これが明確になっていない状態で見切り発車しても、SNSは成功しない。

集客と収益モデルの二つの壁が、SNSの成功を難しいものにしている。

itoman

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プロフィール

伊藤 靖

伊藤 靖

株式会社リトルウイングス代表取締役。
青森県弘前市出身。大田区蒲田在住。
企業のメディア戦略、コンテンツ戦略、モバイル戦略の構築と実行をサポートするサービスを提供しています。

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