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(1)「SNSの基本原則を外さない」

いつまで続くかわかりませんが、何回かに分けて「SNSにふりかける成功の素」と題して、私が企業のSNS導入に関わってきたこの半年間で、見たり・感じたりしたことをできるだけ正直に伝えようと思います。独断と偏見に満ちているので、どこまで参考になるかは保証の限りではありませんが。。。

第1回目は「SNSの基本原則を外さない」。最近多いんです。「これって本当にSNS?」と、つい口に出してしまいそうなくらいSNSとはかけ離れた機能てんこ盛りの企画が。確かに、ミクシィやマイスペースにはない特色を出したいという気持ちはわかります。SNSだってアイディア勝負のところはありますから。

ところが、最近はSNSの機能が必要ないんじゃないかと思ってしまいたくなるような企画にたくさん出くわします。○○管理システムとか、○○業務システムとか呼んだ方がふさわしいようなSNS。いろんな機能やコンテンツとマッシュアップするのは構わないのですが、SNSの基本原則を外さないことが重要です。

SNSの基本原則とは何か。私は全部で4つあると考えています。①プロフィール情報②人間関係③コミュニティ④日記の4つです。この4つの基本原則をベースに面白い企画のコンテンツを考えることが重要です。

プロフィール情報はSNSの核です。SNSとWeb 1.0時代の掲示板スタイルのコミュニティとの違いも、プロフィール情報にあるといっても過言ではありません。よって、どんなプロフィール情報を入力してもらうか、真剣に考える必要があります。SNSの企画によって、必要なプロフィール情報も違ってくるからです。対象とするユーザーやコンテンツが違うのに、「SNSだからミクシィと同じプロフィール情報でいいや」では駄目なんです。

SNSの最大の特徴は、利用するユーザー個人がある程度特定できることです。実名で登録していなくても、プロフィール情報、人間関係、参加しているコミュニティ、日記の内容から、やっている仕事、趣味などがある程度想像がつきます。ここにSNSの面白さがあります。

SNSの基本原則を大事にしていないサービスは成功しません。なぜなら、SNSの特徴が活かされていないからです。どんな機能やコンテンツとマッシュアップしようが、基本原則を押さえた魅力あるコンテンツを提供することが重要です。なんたって、SNSなんですから。

逆にSNSの仕事を請ける方は、そのサービスの企画の成否について見極められる能力が求められます。あまりにもSNSとはかけ離れた企画については、SNSの基本原則に戻すようアドバイスをする。私自身が最近気をつけていることの一つでもあるんです。。。

itoman

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プロフィール

伊藤 靖

伊藤 靖

株式会社リトルウイングス代表取締役。
青森県弘前市出身。大田区蒲田在住。
企業のメディア戦略、コンテンツ戦略、モバイル戦略の構築と実行をサポートするサービスを提供しています。

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