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ITの技術や方向性考え方について別の選択肢を追求します

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トラパパさんが『「モンスターなんとか」というよりは「ヒステリック・シルバー」ですな。』を書かれたり、大木さんの『何をそんなにカリカリしているんですか?』にあるように、おっさんやじいさんたちの中に、怒りっぽい人が多いように思います。

電車で観察していると、口をへの字に曲げ、眉間にしわをよせているのは、50代後半から60代のじいさんたちですね。私はそのあとの世代で、その怒れるじいさんたちをずーっと見てきたわけです。私の知り合いのこの年代の人たちには、あまり激高するひとはいませんけれど。

この世代は、昭和20年代の生まれ。幼児のころにはほんとに日本は貧しく、グルメなどという言葉すら、使う事がなかった時代。服も家も街も、今に比べたら、とても貧しかった。まだ、戦後の混乱時期であった、そんな幼児体験。

その後は、安保紛争やベトナム紛争、学生運動など、殺伐とした青春時代を過ごしてきた。紛争や運動に積極的に参加しなかった人たちはノンポリと呼ばれ、バカにされた。共産主義が理想だと思い、ソ連や北朝鮮、中国に憬れ、アメリカを敵視し、しかし、仕事ではアメリカなくして金を稼げなかった。

高度経済成長の時代には、会社の歯車として、馬車馬のように働かされ、子供たちは大きくなると、おやじは汚いとバカにされる。子供は結婚すると家に寄りつかなくなる。妻は妻で、ご近所同士や仲間といっしょにいるようになり、近寄ってこない。とても孤独を感じている。

定年まじか、もしくは定年で退職し、再就職しても、むかしのように部長・課長と呼ばれることもなく、「世の中にとって自分は必要な存在なのか」と不安に思う。

孤独で尚かつ自分が社会に不必要だと思うと、耐えられないほどの不安に襲われる。それに逆らって、突っ張って生きていこうとするならば、口をへの字に曲げ、眉間にしわを寄せ、自分にとって損をする状況や気に入らない状況には怒り散らすようになるのでしょうか。

変われといって、変わるものではないので、後に続く我々の世代は、せめて、突然怒ったり、威張り散らすような事はないようにしたいものです。

とおる

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高橋徹

高橋徹

現在サン・マイクロシステムズにて、様々なミドルウェア・ソフトウェアの販売推進・ビジネス開発を担当しています。旅行、食べ歩き、読書が趣味。

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