友人が個人情報を漏洩させてしまい、業務委託契約を即日解除されて職を失った件を以前に書きました。

ファイル共有ソフトを使ったものではなく、本来メモ書きしてはいけない情報を書いて持ち歩いてしまい、それを落とした事が会社に知れてしまったことから事件は起きたのですが、先日新倉さんが、こんなエントリを書かれていますね

最近の大きな話題といえば、非正規雇用の契約解除とか、派遣切りの問題ですよね、一時期社員から個人で業務委託する方式にすれば報酬が増えるという趣旨でそういう働き方を薦めていた時期もあったりした訳ですが、派遣という働き方にしても会社に縛られない働き方として広告・宣伝にはメリット部分が強調されるわけですが、雇用環境が脆弱な事には変わりありません。

20年以上、フリーランスと零細ながら会社組織を維持してきた人間として、正社員以外の働き方があることには大いに賛成なのですが、フリーランスを含む非正規な働き方をする上で、働く側のあまりに無防備と思う事も多々あるのですが、この話題に踏み込むと長くなりそうなので割愛します(苦笑)

この友人の件から思ったのは、自分としてはちゃんと会社に貢献するような仕事をしようと考えている人でも、ミスはしてしまう、、、正社員は法律やらこれまでの判例からおいそれとクビ切れないけれど、派遣や業務委託は何か問題あれば即クビでも契約上の問題は皆無です。このことから私はシンクライントで人間がやってしまうミスをテクノロジが補完して雇用環境を守ってくれる可能性があるシンクライアントには賛成です。

ただ、自分自身はオルタナのブロガーミーティングでご一緒された方はお分かりと思いますが、わたしのノートパソコンは昨今の流行にまったく逆行したモバイル・ワークステーションと呼ばれるでかいマシンだったりします(苦笑)

確かジャストシステムさんにお邪魔した時だったか、そのでかさに、谷川さんに「マシンでかすぎないw?」というコメントをいただいております(笑)

PCが高機能化する以前、映像編集とか音楽のミックスダウンはスタジオを借りてやるのが当たりまえでしたが、今は小規模な事案であればノートPCでもすべての工程を制作してしまう事可能で、時と場合によってはお客さんのオフィスにマシンを持ち込んで編集したりすることもあります。

片貝さんも書かれているように仕事をモバイル環境が整っていない場所でもやりたいとか、わたしのような制作畑の仕事が多い人間ですと、映像とか音声の制作・編集にはマシンパワーが必要ですのでシンクライアントで対応するのは難しいだろうな、、、と思っており、当たり前の話ではありますが、わたしの会社でもシンクライアントで仕事をしても問題ない人と、PCを持ち歩くことがやはり仕事の効率とか成果を上げやすい仕事もあり、どっちかに選択しろと言われると困るでしょうね(苦笑)

シンクライアントに憧れるのは、仕事をする上であまり嬉しくないですが、やっぱりミスとか抜け・漏れなどトラブルを引き起こす要因はゴロゴロ転がっていて、個々人がどう上手く仕事してくれるのかって部分が大事ですけれど、世の中漠然と無思考・無思慮状態で仕事してしまう人が居ることも事実です。

個人情報漏洩とかはやはり会社にもダメージあたえますし、その要因が困るけれど仕方ないか、、と諦めざる得ない状況もあれば、イヤイヤ、カンベンしてよ、、、という場合もあるでしょう、なのでこういうあまり歓迎しない状況に備えてシンクライアントにしておきたいという気持ちはそれなりに持っています。

ただし、現実問題として2.5キロを超えるマシンを持ち歩いておりますが、、、、(爆)

Yasu-Sasaki
コメント
Ifreeta 2009/01/23 10:23

シンクライアントに関わらずミスが起こるのはシステムに起因するものではなく、人因的なものばかりです。
最低限のルールと最低限のセキュリティーを知ることで防げますね。
ただ、データをアナクログ化したらミスは防げません。

ささき 2009/01/24 06:56

Ifreetaさん、コメントありがとうございます。

>最低限のルールと最低限のセキュリティーを知ることで防げますね。

ご指摘の通り、全部完璧にという訳にはいかないでしょうが、やはりその辺のルール浸透は重要ですよね。

片貝さんも今回のエントリーのコメントで触れられていますが、最近会社の定める最低限のルールと最低限のセキュリティーというのが仕事を成果を出そうと思うと制約事項としてここまで縛ってしまうのかい、、、って事が結構あったりして、シンクライアントはともすればそのルールを破ってしまうタイプの人にはいいツールかもしれませんが、それでは仕事をやる上で困るんだよね、、、という人もいるのは確かだと思うので、この話は今後もいろいろエントリが出てくるんだろうなと感じております。

片貝孝夫 2009/03/21 10:12

片貝です。
すみません、今頃読みました。
シンクライアントにしろパソコンにしろ、データはサーバに置くのが基本というのは、だれにも異論はないでしょうね。必要に応じてデータを持ち歩けるが、基本はサーバにマスターがある。
これでないと、企業としてリスク管理ができませんからね。
私が主張したいのは、仕事をしたいのにできないという環境は、激しい競争社会の中で、企業を弱体化させることにならないかという心配なんです。

ささき 2009/03/21 10:23

片貝さん、コメントありがとうございます。

>すみません、今頃読みました。

いえいえ、全然大丈夫です(笑)

>私が主張したいのは、仕事をしたいのにできないという環境は、激しい競争社会の中で、企業を弱体化させることにならないかという心配なんです。

はい、わたしも片貝さんと直接お話させていただく機会があり、自分自身は零細会社を運営していく立場として片貝さんの考えは非常に共感していますし、自分もバカでかいノートPCを持ち歩き、いつでもどこでも仕事が出来ることを優先しています。

今回のエントリについては、会社に雇われる立場の人たちがその雇用環境が脆弱で、なおかつ人間であればやってしまいそうなミスの責任を当該人物の契約解除することで会社側が責任をとったという事にすることに違和感を感じてのエントリですので、片貝さんにもこの点をご理解いただきたいと考えています。


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佐々木康彦

佐々木康彦

ホームページ制作会社CMパンチの代表取締役。ドリカムのバックバンドからIT業界に転身した変り種。本人は制作実務の他、「webネタ活用コンサルタント」として企画立案や各種講演など幅広く活動中。

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