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最近、本屋に行くと、「xxxxxの品格」と題した本が売れている。私は活字中毒だが、ベストセラーものはなるべく買わないようにしている。みんなが読んでいるのだから、わざわざ私が読む必要はないな、と思うし、内容もだいたい想像がついてしまうからだ。

「国家の品格」を書かれた藤原正彦氏は、新田次郎と藤原ていの次男で、数学者だ。この藤原氏の本は読んだ事がないが、阿川佐和子さんの対談本「この人に会いたい」に出ていて「うーむ、国家の品格の前に、もうちょっと、このお、品よくされたらどうか」などと勝手に思ってしまった。

「品格」を辞書で引くと、その人やその物に感じられる気高さ、上品さ。などと書いてあるはずだ。品が良いというあたりが、スタート時点かも知れない。マナーといってもいいし、しぐさの良さでもいいかもしれない。私はけっして品の良い方ではないが、母親やばーちゃんの躾けが厳しかったので、一通りのことはちゃんとできると思っている。我が家はびっくりするほど貧乏だったが、躾けが出来ているかどうかには関係がない。オヤジが国家公務員で、昔は国家公務員の給料は、すごく低く、給料前など、米がなくなったりしていたぐらいだ!
 
昔は家では畳敷き、食事も座って食べるので、私はずーっと正座して食事をしていた。小学校の5年生、初めての臨海学校が「幕張(!)」で一泊したのだが、夕食の時、一斉に座って食事をする時、女の子もあぐらをかいて食事をしていて、ショックを受けた記憶がある。いまでも畳敷きのところで食事をする場合、あぐらをかいて食べるのが苦手だ。
  
箸の持ちかた使い方、茶碗の持ちかた、茶碗やお椀の置く場所、食べる時の姿勢、正座など、厳しく躾けられた。私はもともと完全な左利きだったので、右手で箸を持つのがたいへんつらかったのだが、有無を言わせず、教えられた。ペン・鉛筆の持ちかたも厳しかった。
 
大人になるまで、洋食の食べ方など教わらなかったので、自分で自分を躾けた。マナーの本を読み、運良く海外の仕事が多かったので、品が良い外人を見習ったりした。なんとなく出来てしまうのは、多分、きつく和式の食事方法を躾けられたので、体がうまく反応してくれるからだろう。
 
躾けは食事のみならず、大小の排泄も厳しかった。日本の男性のトイレがいかに汚いか、なんとかならないのかな、と思う。
 
躾けは親の責任である。私の姪はまだ4才だが、妹の躾けがちょっと甘すぎるのではないかと思っている。いったん、躾けられたら、大人になっても、自分からも自分でしぐさや態度を修正していくことができる。態度が改まれば、心構えも変わっていく。そうすれば、個人の品格も磨く事ができるだろう。
 
躾けられると、たとえば人前で足を組んだりするのもはばかられる。電車である程度空いていると足を組む人がいるが、あれもいやなものだ。昔は、腕組み、足組みは、衰運の現れと言われていた。たしかに電車で足を組んでいる人を見ると、運、なさそうだもんなあ。

とおる

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高橋徹

高橋徹

現在サン・マイクロシステムズにて、様々なミドルウェア・ソフトウェアの販売推進・ビジネス開発を担当しています。旅行、食べ歩き、読書が趣味。

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