オルタナティブ・ブログ > 吉政忠志のベンチャービジネス千里眼 >

IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

起業して12年会社は12期連続で増収したけど、このまま拡大するには現場を離れ経営者としての道を歩むべきだろうけど、私は増収よりも生涯現場現役を選ぶ

»

お陰様で起業して12年が経ち、12年連続で増収となりました。

お客様、外部の協力者の方、アシスタントの皆様、本当にありがとうございました。

多くの社長がある程度の規模になってその先の成長を考えた時に、社長は現場から退き、経営者としての活動に専念していきます。

それが王道なんでしょうね。そうやって会社って大きくなっていきますしね。所詮一人でできる労働なんてたかが知れているので、大きな売り上げを上げるにはチームワークが必要になります。しかし、一方で大きな組織で新しい変化に対応できる柔軟な組織を運営することはかなり大変で難易度が高いです。

そこで私は以下の理由で増収よりも生涯現場現役の道を取りました。

・会社を大きくする際にチームワークによる売り上げ効果が出るまでに結構な期間がかかり、その間かなり薄利になる企業が多く、事業投資・採用力の減退、(給与が上がりにくいので)退職者の増加を招き、低成長時代が続く可能性が多いため。結構なリスクですよね。IT企業で50名から100名くらいの会社が相当あるのもこれが原因だと思っています。このスパイラルから脱出できないと、止めることもできないため、ずっとこのままになったりします。

・私が現場から離れると、現場力が衰退し、時代が変わったときに新しい事業をする際に第三者の技術力を使って事業をしなければならないため、その技術者の退職による事業停止などのリスクが高いため。何らかの業界変動があって、組織が小さくなると、そこから復活するのが厳しいですよね。社員も力がある経営者だからこそ、そこで働こうと思っているのに、技術力もなく、小規模経営者レベルの経営力だと、人員獲得も大変そうです。

一方で生涯現場現役の道は、老衰による事業低下のリスクがあるのももちろんです。そこで私は100歳まで働けるように運動と食生活と睡眠と環境(酸素カプセルなどの各種機材と3拠点労働(別荘では働くのはかなりの気分転換になります))で健康増進を図り、生涯マーケティング職人を目指します。

生涯、自分の力が衰えて働けなくなったら、それでおしまいでいいじゃないかって思うのです。

ただ、最低80歳、目標100歳まで現役で働くつもりです。

どこまでいけるかは乞うご期待。

<お知らせ>

企画力や企画センスに踏み込んだ書籍がマイナビ出版から出ております。

ITエンジニア向けに、企画センスの中核をなす鳥瞰力を解説した初めての企画書の書籍です。興味がある方は是非お読みください。

ITエンジニアのための企画力と企画書の教科書 ~鳥瞰力で高める企画力とキャリア~

https://www.amazon.co.jp/dp/4839970262/

book.jpg

私の近況は以下のSNSアカウントで確認できます。興味がある方はご覧ください。

https://www.facebook.com/tadashi.yoshimasa

https://www.instagram.com/tokyofly04/

https://twitter.com/_yoshimasa

その他の近況は「吉政忠志」で検索されると大よそみえます。

Comment(0)