ブログは夢を紡ぐ糸車
今日は久米社長の勉強会に参加してきました。帰りの電車で内容を思い出して考えていると、ブログは夢を紡ぐ糸車であるように感じました。
ブログは多くの人を惹きつけてやみません。それはおもしろいからだと思います。なぜおもしろいのでしょうか。一般に、人の行動の動機は感情であったり情動であると思います。それを更につきつめれば、快を求め、不快を避ける本能であると言えます。ところが世の中便利になりすぎたためか、特にその本能を使わずとも生きられるような場面が増えていると思います。
感情をあまり使わないで生きる場面が増えると、自分からそれを感じようとして行動を起こします。ジェットコースター、難病系の恋愛小説、バラエティ番組、色々なものがあると思います。ただし忙しかったりめんどくさかったりでそれらの行動を起こさないでいると、だんだんと毎日が平坦で薄っぺらいものになってしまいます。
ブログには自分が起こした行動、得ようとした感情が何であったのかを記録していくことができます。映画を見ました。本を読みました。友人とおしゃべりをしました。これらは糸車に巻きついた糸であり、一度巻きつけて回し始めればフライホイールの重みで簡単には止まりません。ブログを書く習慣がある人は、回転の弾みで嬉しい事、楽しい事を探して日々をおもしろおかしく過ごす事が上手になります。弾みがつく前にブログをやめてしまう人が多いのは残念ですが、回り始めてからは充実感のある日々を送ることができるように思います。
そして糸車の目的はフライホイールを回して発電することではありません。糸を紡ぐための機械です。ブログには自分の過去の記録が残っていますので、行動を振り返り自分がどういった感情を欲してきたのかを見つめることができます。最初は自分の姿も綿の木から摘んだばかりの原綿になっているものが、ブログという糸車を通して紡いでいく事で夢、理想、信念といった糸になるのではないでしょうか。
それでは歌っていただきましょう、中嶋みゆきさんで「糸」。
♪なぜ巡りあうのかをー
久米社長、本日はありがとうございました。