デジタルツインよりもフィジカルツインの時代だったりして
迫るサイバー戦争 インフラ破壊、軍事攻撃に匹敵
Military Technology(3)
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO63120670X20C20A8MM8000
サイバー攻撃が物理的な世界にも影響を及ぼしてるような記事が日経新聞に載っていました。
スタックスネットの名前は有名ですが未知の攻撃がきっとたくさんあるんだと思います。
が、逆に世の中にはワンオフもののソフトウェアもたくさんあるはず。
そう考えるといかに相手の設計を知るかが大切で、そこを外しているとどうにもならないという局面が出てきそうです。
今日も東京都の宮坂副知事がデジタル都庁を作るのだという旨のTweetをしておられました。
以前より東京2020大会に向けて渋滞や救急など様々な面でデジタルな解決を図ろうという事で都市のデジタルツインを目指そうとする方向かと思います。
スマート東京とかですかね。
リアルな東京で起きていることをデジタルで把握して人間あるいはAI的な判断で問題を小さくし幸福体験を大きくしようとする感じでしょうか。
サイバー攻撃サイバー戦争を考えるとそうしたデジタルツインの取り組みとは逆になってくるのかと思います。
デジタルのことはデジタルの世界でわかるのでやはり相手の物理的にクローズドかつデジタルにもオフラインな世界がどうなっているのか。
それを設計ドキュメントを盗むなり関係者を籠絡するなりして把握して場合によってはフィジカルツインを作って攻撃手段を検討してたりするのかもしれません。
サイバーではないですが思えば映画ではそういったシーンが過去にもあった気がします。
アポロ13で実機の同等機を使って地上基地から故障のリカバリ方法を探るとかでしょうか。
スペースカウボーイかアルマゲドンにもあったような(宇宙ものばかりですね)
そういえばコンピュータサイエンスの歴史的な偉人であるアランチューリングも関与したエニグマ解読ではエニグマの複製機が活躍したのでした。
そのあたりは昔から変わってないといえば変わってないのかもしれません。