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実際にやってみて初めてわかること(ブログについて)

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ブログを書いてみると、書く前にはわからなかったことがたくさんありました。

ブログを書いている人はたくさんいますので、ブロガー向けにブログ指南をしている人もたくさんいます。オルタナティブブログでも「こうしたら上手に書けたよ」というエントリをいくつも見たことがあります。そういったKnowHowから学ぶこともたくさんありますが、実際にやってみるとそれまで想像していなかったプラスやマイナスがあることがわかりました。

言いたいことを我慢できるようになる

実際に自分の書いた事が他人に読まれる経験を経て、不用意な言葉を飲み込むことができるようになりました。始める前にはもっと言いたい放題言いまくりになるのかと思いましたがそんなことは無かったです。ただしこれは実名ブログであるという要因が大きいかもしれません。

情報が集まってくる

花火工場、図書館の著作権など、色々と貴重なコメント(はてブコメントも)を頂戴しました。まったく予期していないことながら、情報の発生元に限りなく近いと思われる方々からもコメントをいただいたことがありました。この場を借りてあらためてお礼を申し上げます。自分からどんどん情報を発信し、それを欲しいと思う人が集まってくると思っていましたが、自分よりも遥かに情報量が多い方から善意のお裾分けを戴く機会が何度もありました。

ボーっとしている時間が減った

帰りの電車やエレベータを待つ時間などで、仕事の事を考えている必要の無い時はブログの事を考えるようになりました。あのエントリはああすれば良かったという振り返りですとか、新しいエントリのことを考えることが多いです。ブログを始める前にはそういった時間に何を考えていたかが思い出せないほどです。おそらくは護廷十三隊の隊長副隊長の名前と解放を全員分思い出すとかそういうことです。

友人には言いづらい

仲の良い有人ほど大マジメな事を読まれるのが恥ずかしいです。なぜなんでしょうか。

続けられる

飽きたらやめようと思っていたのですが、飽きません。また、mixi疲れのようにブログ疲れになるかと思いきや、そこまで重症にはなりません。ブログ疲れっぽい症状があるとすれば、何か思いついた時のためにメモを手放さなくなったことです。(そのメモには「妻に『この料理おいしいね』と言ったらCookDoだった!」とか書いてあるわけですが……)

一般システムエンジニアの刻苦勉励 > 2007年のボツネタを15個選んでみる : ITmedia オルタナティブ・ブログ
http://blogs.itmedia.co.jp/yohei/2007/12/200715-74e7.html

 

『月に20本、半年で100本以上書けば誰かに読まれるようになる』といったKnowHowを読むと「へー」となるのですが、ではどうやって月に20本のエントリを書けばよいのかというとそれは人それぞれになります。例えばおもしろい/おもしろくないは別として1日に3つはネタを考えるとか、1日に50エントリは他人のブログを読むなどの方法があると思いますが、そういったDoHowは自分のライフスタイルや性格に合うものを探すのが大変です。

それらは自転車の乗り方と同じで「ハンドル握ってペダルを漕ぐだけ」なのですが、覚えるまでがとても難しいです。補助輪が良いという人、お父さんに支えてもらうのが良いという人、理論派の人、それぞれの人が自分に合いそうな方法に色々と挑戦し「やってみて初めてわかった」ことを蓄積して自転車に乗れるようになるのではないかと思います。ブログも似たようなものではないでしょうか。

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