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チャンスだと思って行動して致命的なミスを犯した、コクミンドラッグや静岡県議は何を間違えたのか?

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7日のエントリーは、このコロナ騒ぎで収益機会を最大化しようとしたものの、消費者から批判を浴びてしまった例と、現場を知る方の情報からその背景の部分を推測含めではありますが、簡単に紹介させていただきました。

いかに優秀な人が集まっていても組織も間違った判断をしてしまうことはある訳ですが、上記の記事を公開した同じ7日、今度は静岡県の県議会議員が先月以降、インターネットのオークションサイトに大量のマスクを出品していたことが報じられました。

マスク不足と高額転売問題は社会問題化しており、政府も特措法改正案を活用してマスクの買い占めやインターネットでの転売を禁じる対策を講じることを明らかにしています。

この議員さん、「在庫品を出品しただけで転売ではなく、問題はない」と主張をされているようですが、ご自身の立場から、このタイミングでこの主張が受け入れられるとお考えなのかな?と...わたしからすると大いに疑問を感じてしまいます。

世の中の多くの方もこの議員さんの

「在庫品を出品しただけで転売ではなく、問題はない」

↑この主張には批判的な意見が大勢のように見受けられます。

この議員の方は、今日会見を開くとのことでどのような主張をされるのか、報道を待ってみたいと思います。

今回取り上げた例は、組織とそれを構成する個人の双方とも、何かしらのタイミングをチャンスだと思って行動するのですが、目先の収益機会の最大化を目指すあまり、ブランド価値を毀損する可能性の考慮が抜け落ちていたたために致命的なミスになってしまったと推測されます。

人間は常に合理的な判断をできる訳ではない...というのは行動経済学の本などを読むことで学んではいるつもりですが、実際の生活の中においては、自分もそういうミスをする可能性は抱えていると心に留めておきたいと思います。

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