「3月1日~7日全国的にテレビ視聴率が上昇」から感じた、もしかして来年日本の出生率は上がるかも!?
今回の新型コロナの流行を契機にして、例えばリモートワークが今後一般的になったり、咳エチケットであったり発熱があれば出社(人混みへ出かけること)は控えるなど、生活意識もしくは慣習の変化が起きつつあるようです。
世界的な株価の暴落や、イベント自粛などによる景気の悪化から、どのくらいで回復できるのか現時点では何ら見通しが立たない状態かと思います。
目前に控えたオリンピックの開催について、政府は「予定通りの開催」を再表明していますが、世界各国から人が集まるというイベント特性からして、この判断がどこかで見直しされる可能性もゼロではないだろうと推測しています。
話が横道にそれます。
昨日facebookで昔の写真が表示されて思い出したのですが、20歳で専門学校(短大卒資格取得)を卒業、47歳で大学3年に編入したあと社会人大学院に入り卒業したのが3年前の昨日でした。
MBAというと、経営学やビジネスケースを思い浮かべる方も多いかと思います。
確かに経営戦略論や経営戦略のビジネスケースの授業では完膚なきまで叩き潰された記憶がいまも鮮明にありまして(苦笑)、いま思い返せすと、論理的思考がもっと使いこなせていたら...と当時を振り返ることがあります。
卒業後もロジカルシンキングやクリティカルシンキングは本当にビジネスの現場でも役だっていると実感しており、学ぶ機会を得られたことに感謝しています。(ちなみにブログ書いたりする場合にも活用できてますね)
自分の受講したロジカルシンキングのカリキュラムをご紹介すると
- 論理展開
- 事象間の関係
- 論理の構造
- 問題解決
- 推論と思考法
こういった流れで学んだのですが、「事象間の関係」の講義で因果関係の成立の条件は以下のように説明してもらいました。
- Aが変化すればBが変化する(相関性)
- AはBに時間的に先行して発生する(時間的先行性)
- Bの原因になるのはAだけで、他の原因が存在しない(疑似相関の欠如)
これに対し、「わかりにくい因果関係」としては以下のような場合があります。
- 原因と結果の結びつきが弱い場合
- 原因が多段階になっている場合
- 原因と結果がそれぞれ多数ある場合(とくに原因が多数ある場合)
- 原因と結果が相互に作用しあう関係(いわゆる「ニワトリと卵の関係」)
- 単純相関(相関関係)と紛らわしい場合
冒頭紹介した幾つかの事象において、少なくとも相関性と時間的先行性での確認はできる内容かと思います。
ではここで世間のニュースに話しを戻すと、昨日BLOGOSでこんな記事を見かけました。
調査結果として、3月1日から7日まで全国的にテレビの視聴の数字全体が上がっていて、特に北海道は顕著に増加していたとのこと。
これを見てふと事象間の関係を、風が吹けば桶屋が儲かる方式で考えるなら、来年あたりは、少し出生率が増加したりしないかな?と...
北海道がの出生率だけとくに変化度合いが大きかったりするとよりわかりやすいですよね。
少子化対策については、現代社会において子どもを育てる環境の整備の重要性が指摘されていて、当然そこも重要だと思いますが、まずは外出時間が減ることが相関性を表すのか気になるところです。
P.S.
「事象間の関係」の部分のテキストの著作権は日沖 健氏に帰属します。