体形とは生活情報が身体=素材に転写されたものである
「製品とは設計情報が媒体=素材に転写されたものである」
これ、たしか経営戦略に関連した授業で教わったのですが、東京大学の藤本隆宏さんという方が提唱されていらっしゃいます。
ご興味あるかたはこちらご覧ください。
さて、唐突ではありますが昨晩、ウェアラブルデバイスfitbitの第一回ユーザ会が開催され、そこでこちらのテーマで話をさせていただきました。
「52歳がfitbitと完全無欠コーヒーで20代の体重に戻した秘話」
私がfitbitと書籍で知った「完全無欠コーヒー」を利用して、ダイエットに取り組んだ経過と結果についてです。
もともとはこのブログに書いたことがきっかけとなっていて、具体的な方法については、この記事を読んでいただければと思います。
歩数や消費カロリーの計算から、体重、睡眠時間、最近では心拍数が計測できる機器も増えてきています。
fitbit以外も含めるとウェアラブルデバイスを利用してから3年くらいは経過していると思うのですが、自身の行動がデータとして可視化されることのメリットは非常に大きいとわたし自身は感じています。
遺伝子検査などの利用可能性なども興味がある分野ではあるのですが、今後「クオンティファイド・セルフ」という考え方、取組は大きく拡大する可能性があると推測されます。
これまでの経験や感じたことから、ウェアラブルデバイスをこんなワードで表現させてもらいました。
「fitbitは原因と結果の見える化装置」
そして、わたしがこのダイエットを行い、この1年続けている生活習慣を確立するまでに得た知識から、以下の3点を軸に持論を発表させてもらいました。
- ヘルシーという言葉の誤解(カロリー制限しているつもりが糖質をたっぷりとっていた)
- トクホ商品は買うべきか?
- 正しい取組み方(糖質の麻薬性)を理解し、後は実行するだけ
それぞれのテーマについては、情報がそれなりの分量になりそうなので、個別にブログで取り上げていきたいと思っています。
最後に昨晩のプレゼンテーションで多くの方に賛同いただいたスライドがあるのでご紹介しようと思い久々に記事書いてまして
それがこちら、
体形とは生活情報が身体=素材に転写されたものである
冒頭紹介させていただいた、「製品とは設計情報が媒体=素材に転写されたものである」
をアレンジさせてもらったものです。
今回たまたまダイエットのことについてこのモデル(メカニズム)で表現しましたが、勉強や仕事についてもこの考え方は通じると思うのですよね。(より多くの事象をシンプルなモデルで表現できてしまうという点で、冒頭紹介した藤本先生の理論が非常に優れたものであるという証にもなりますね)
会場内では多くの方が納得感あるリアクションをされていましたが、ブログ読者の方々にとってはいかがでしょうか?
fitbitを利用している方で、ユーザ会に興味ある方いればこちらご覧ください。