50歳を目前にして噛みしめる野村監督の言葉>「自分の可能性を自分で限定するな」
facebookでたまたま見かけた投稿から野村克也さんの「野村の極意」という書籍を手にしました。
そこには当然ながら参考になることが書かれていて、プロのスタジオ・ミュージシャンとして生活を成り立たせていくまでの自分の経験からも頷くことばかりの内容です。
プロとして結果を出さなければ戦力外通知を出されてしまうプロ野球の中においてさえ、野村監督が
人間、生き抜く手段はたったひとつ。
「頑張る」ということ
こういうメッセージを選び抜かれた選手に発するということを考えたらちょっと気が遠くなってきまました…
ある時期、寝ても覚めても
野球のことばかり考えていなければならない
「基礎づくり」の時期がある
世の中の多くの人が高学歴で、第3次産業のホワイトカラーに属すような時代になり、その学歴に応じた待遇を望む流れはまあ当然そうなるかな…とは思うのですが、
教えてもらうより、覚えろ
今後どんどん日本も欧米のジョブ型が進むことが予想されだけに、余暇や趣味も大事だけれど本業の仕事で40年以上稼いでいくだけの技術や信頼を積み重ねる努力を続ける気概は必要だろうと思います。
ライフ・ワークバランスやら会社が何でもお膳立てしてくれるのは第3次産業時代ならではですが、サラリーマン生活であっても変化が激しい時代ですから、そこを生き抜いていくには第1次産業的なマインドが必要だと自分は考えます。
誰にも頼ることは出来ない。
自分の頭で考えていくしかないんだ
会社でも良くあることですが、人はそれぞれ自分は正しいと思って行動していますし、他人の意見を聞いて行動を修正できるのはある意味優秀な証拠。
殆どの人は何かしら理由を見つけて出来なかったことの正当化に時間を費やすようになります。
人間は壁にぶつかると、
都合のいい理由を見つけて自分をだまし、
納得させ、あるいは逃避する
わたしは会社を経営している以上、結果責任をすべて負う覚悟で生き続ける必要があり、当然通常よりも考え方や行動規範は厳しい基準、高いハードルを課すことになりますが、それは当然のこと。
会社設立から16年目、そしてマーケティングやマネジメントについてまだまだ付け焼き刃かもしれませんが大学に入学して学んだことが実戦での役に立っていることを日々実感しています。
良い意味で会社の事業を棚卸しして新たな事業領域に展開できるならば、それも良いと考えている今日この頃。50目前で若い人たちと並びながら学んだことを考えるとこの言葉がどれだけ重要かを再認識させてくれます。
自分の可能性を自分で限定するな
来年からは50を過ぎることになりますんで老害と言われるかもしれませんが、この心意気でしばらく頑張って行こうと思います。