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自分でコツコツお客さんを増やす苦労を経験してたら偽装とかやらないと思う

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アルバイト店員の悪ふざけから炎上に発展したケースでは低学歴という指摘が一部に見受けられたのだけど、ここ最近の金融機関、一流ホテルの会見での発表内容は、一般人からみたらそれなりの、かなりの頑張りをしないとその地位に到達できないエリートな人達が自分達のプライドが邪魔して、本来なら謝罪すべきところを何か言い逃れしているような印象があります。

食品偽装の問題などにしても、小規模、零細、個人で真っ当な商売やろうと思ったら、倫理的なプレッシャーだけじゃなく、嘘がバレたら商売が続けられなくなるという恐怖説得の両方の要因に晒されることになります。

嘘をつくのが大手だけだという話しではなく、小規模事業者はそこでダメージくらったら終わりなので、そういうリスクを取るより真面目に仕事するほうがメリットが大きいという話し。(そういう意味で企業や組織という盾がある分、ストレートな考え方が出来ない側面あるのでは…という想像ですが)

これがブランドが確立されている会社も創業期にはあったような起業マインドどんどん下落、経営幹部になるのは大学や大学院で経営を学んだではあるかもしれないけど、コツコツと商売を地道に大きくすることは未経験なエリートな人達がポジションに就くようになることが抱えるリスクの一つだと思います。

だってゴーイング・コンサーンという概念やら、CRMという考え方などなど、いかに継続的な取引、関係性が大切かという話しが自分の腹に落ちて経営して人がこういうトラブルに接した際に、言い訳がましいことを言っても顧客の信頼をどんどん失うだけだと気がつかない訳がないですもん、、、

この辺に教科書的なことと、実務として実践していくことの難しさ、そして自分で興した商売なら絶対やらんだろ…という事を学ぶことが出来るような気がします。

ここ最近「おもてなし」というような用語も多くの場面で見聞きしますけど、人気取りのための行動って長続きしないですよね、、、あと宣伝文句にもの凄い表現の単語が広告に踊っていることにも自分は何か違和感を感じていました。(それが本当にそういう価値があるのかを消費者はどう判断するのだろうという観点で)

これだけモノ余りの時代ですからマーケティングで商売を伸ばすことは大変重要ですけど、メッキはやはりメッキで剥がれてしまうとガッカリ感は大きいってことですよね。

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