高学歴と低学歴の世界と言いつつも、愚かな会計士や弁護士はいないが、ひじょうに聡明な発送係や鋲打工や木こりは存在している。
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炎上騒ぎから「低学歴の世界」というワードを自分のソーシャル界隈でも見かける回数が増えています。
学歴についてはコンプレックスがあり、現在もいろいろ格闘中の自分ではありますが、この言葉を見て苦笑したことがあります。
愚かな会計士や弁護士はいないが、ひじょうに聡明な発送係や鋲打工や木こりは存在している。:行動科学者 B・ベレルソン、G・A・スタイナー
これ、上野一郎著 経営法則集という本で知ったのですが、優秀な人材は大企業に集中する傾向はあるけれど、もう一度、自分の社内を見渡してみる必要がある。という話しの中で紹介されている言葉です。
あと、資料としてかなり古い時代のものになるのですが、同じトピック内でこんな図表が示されています。
これは、アメリカ空軍が1万8,782人の入隊者のIQを測定したことがあり、それを職業別に示した図だそうです。
ここから見て取れるのは、
- 知的職業に従事する人々のIQは、平均またはそれ以上のところにかたまっている
- 他の職業には知能指数の低い人もいるが、どの職業分野にも非常に高い指数を持った人がいる
こういう話しになってくるかと思います。
知能指数が高いからといって企業にとって優秀な人材と言えないですし、高学歴と高い知能指数を持っていても会社の中で「他人とうまくやっていけない」ために浮かばれない人もいるでしょう。
なかなか入手できない貴重な人材が「金の卵」として扱われた時代があり、、集団就職という言葉もあったよな…と思いつつ、金持ち・貧乏のバブル時代を反映したレッテルの時代を経て、大学院を出ても浮かばれない時代になりつつある現在、学歴の先はキャリアのレッテルでどんなのが出てくるんだ?…と思ったり
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