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米国防長官「尖閣諸島は日米安全保障条約の適用範囲内」と明言で、中国政府のメンツがつぶれない解決策はあるの?

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しらけ世代の最後の部類か、新人類と分類されてきた自分はたしかに、政治的無関心、wikipediaにある反発とまでは行かないまでも、真面目な行いをすることを何か恥ずかしいと感じて傍観者的な見方をする風潮があったと思います。

思い返すと、小学校に上がる前後の春闘はストも平気でやってた時代、あさま山荘事件や成田空港をめぐる国内の事件とか、沖縄返還、日中の国交正常化など折に触れた大きなニュースがあり、何故か200海里問題のニュースも記憶の断片として残っていて、ルールを決めて押しつける側の存在と、それを受け入れるしかない側の存在が自分の中で何か忘れられないニュースとして記憶にとどめられているような気がします。

日本にとっては北方領土の問題もありますけど、昨晩NHKが放映していたアメリカのパネッタ国防長官と中国の梁光烈国防相が会談したというニュースでこの部分が気になりました。

中国国営の新華社通信によりますと、17日、パネッタ長官が、尖閣諸島は日米安全保障条約の適用範囲内だという考えを示したことについて梁国防相は会談のなかで、「断固反対する」と述べるとともに、尖閣諸島の主権については「立場を明らかにしないという方針をアメリカが守ることを希望する」と述べました

自分の若い頃を振り返って、今回の韓国や中国との領土関連の問題に若い世代の人たちが関心を持てないとしても責められないと思うのですが、自分のような世代であっても200海里問題などで感じた不条理感は心の片隅に残っていて、「日米安全保障条約」はいろんな騒動を巻き起こした訳ですが、これがなかったら今頃どんな事になったいたのだろう…と考えた訳です。

梁光烈国防相の言う、尖閣諸島の主権についてアメリカは立場を明らかにしない方針というのも注目に値すると思いますが、問題はこれだけではなくロシアも北方領土問題の今後の交渉方法をきっとこの成り行きをみながら策を練っているだろうと思います。

中国が日米安全保障条約の適用範囲内について反対、賛成を述べているということは、日本がどうこう言うよりも(尖閣諸島が日本固有の領土であることは歴史的にも国際法上も明らかであり,現に我が国はこれを有効に支配しています。したがって,尖閣諸島をめぐって解決しなければならない領有権の問題はそもそも存在しませんという考えを踏まえ)、アメリカの意向も踏まえつつ出方を伺っているということで、話合い解決に向けてはしかるべき調停役がいなければ、中国は引くに引けないでないだろうなと素人ながらに思いつつ、

今回のデモ、コントロールを誤ると中国は自国政府に向けた批判になる恐れが…という話を盛んにニュースでは報じていますが、こちらの写真にもあるように、かつての毛沢東の時代に立ち返るべきだと訴え、政府に批判的な活動をしている人たちいるとの事なのですが、

通院している歯医者さんの待合室にあったこの本を手にした自分としては、ちょっと信じられないというのが正直なところです。

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なんで、こういう書籍が歯医者さんの待合室にあるのかもものすごく不思議ですけど、、、

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