警察のフリーダイヤルに電話しても「相手にされなかった」って事はどんなマニュアルが準備されていたのか検証が必要でしょうね
溜池山王の交差点付近は首相官邸やらアメリカ大使館、特許庁などもあり、決まった場所で機動隊の隊員が毎日警備をしています。
1日何時間の持ち時間なのかわかりませんが、この時期とかやはり大変な仕事だよなと思ったりしてました。
交通整理についてはあくまでそのための要員が配置されていて、業務分担ははっきり分かれているのが見て取れます。
交番のお巡りさんと同様に道案内を期待して問いかけている人をたまに見かけますが、彼らは一般に案内するためにそこに居る訳ではなく道案内を効率的に処理するためのツールが提供されている様子は感じられません。
更に、要人が来日しているとか街宣活動が大規模に行われるような際には地方から隊員が派遣されていますから、道案内しようにも分からず困った様子に出くわすこともたまにあったりします。
警視庁で機動隊員が自首した容疑者を別な警察署か交番に行くように案内したというニュース本来あってはならない事だと思いますが、前述のような警備風景を見ていた中で何となく分からないでもないかな…と感じたりしてました。
そしたら今度はオウム事件の情報提供を呼び掛ける警察のフリーダイヤルにも電話をしたけど、「相手にされなかった」ってのはさすがにまずいだろって感じがします。
110番通報の約43%が問合せや相談、いたずらなどの緊急性のないものとなっているということがこちらのページに書かれていますから、フリーダイヤルのほうも似たような状態だったのかもしれません。
対応マニュアルについても、本人から自首相談の電話が入るというのは想定外だったのかもしれませんが、自分の会社でもマニュアル化していなかったという理由で上手く物事が運ばなかった事なども頭をよぎりつつ、物事の手順の整備の難しさをこのニュースでも感じたのでした。