昭和世代なら雑誌の通販とかで失敗談何個かありますよねw
グルーポンのおせち騒動やら、バイク王が価格比較サイトで競争を自演していた…というニュースが各所で話題になっており、これまたネットの信頼性とか色々な観点から取り沙汰されておりますが…
グルーポンの元値設定の怪しさとか、アイケイコーポレーションの対応とかブログで指摘したいと思うことはあるのですけど、そもそも新聞やらテレビという大手メディアも販売助長装置として数十年機能してきた背景ありますし、あと雑誌とかの通販で痛い思いをした思い出がある昭和世代は沢山いると思うんですよね(苦笑)
Googleのアドワーズ広告の登場、オークションサイトやネット通販の一般浸透、そしてグルーポンのようなビジネスプラットフォームの登場はこれまで重厚長大産業で収益を上げてきた会社にとってはお話しにならないビジネス規模かもしれませんが、個人であっても小資本でビジネスが出来るという観点であったり、小粒ではあるけどそれをITを活用して機械的に超大量に処理することで新しいビジネス領域を拡大する事例であり、今後も誰かが新しいアイデアを形にしていくのだろうと思います。
こういったサイトの運営者は、あくまで自分たちは商売の「場」を提供しているだけというスタンスになるため、問題が起きた際にどうしても被害を受けた立場の人間からすると他人事のような対応に出展者などの事前調査とかは運営者の仕事じゃないのか?という思いが交錯するはずで、オークションサイトの利用にあたっての本人確認よりも案件処理能力という点での登録者の事前査定みたいな事は考えていく必要ありかもしれませんね。
新聞やテレビにスポンサーとしてコマーシャルを流せる業種というのもどんどん変化していて、スポンサー収入を確保するためにその門戸はどんどん広くなっているわけですが、サラ金のローン問題など問題の本質的なところで考えるともっと問題深刻な話は沢山あるはず。
はたまた雑誌の広告などもどういう規定で掲載されているのだろう?と思うような広告が喫茶店や病院の待合室で手にする雑誌には載っていたりしますけど、グルーポンをメディアが批判するのであれば、自社の広告内容とかにも目を光らせておかないと足元すくわれちゃわないか?と思った次第。
このエントリ書きながら、テレビショッピングで購入したモノで、かなりがっかりした経験やら、友人が雑誌の通販で手に入れたエレキギターが、レスポールの形はしているけどソリッドボディーではなく、ベニア張り合わせ、ピックアップもハムバッカーのように見せかけて実はシングル…という代物で、これは詐欺ではないか?と話し合った青森の田舎中学生時代を思い出してしまいましたw