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日本が屈した圧力にあちらのお国はどう対応するのか?

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ノルウェーと聞いて皆さんは何を最初に思い浮かべます?やはり海賊だったりします?

海賊というと勇ましいほうの海賊のほか、どうしても「小さなバイキングビッケ」とか思い出しちゃいますけどWikipediaでノルウェーの歴史のところにはこんな記載がありますね。

ノルウェーは第一次世界大戦では中立国だったが、第二次世界大戦ではドイツによる侵略を受け、非同盟政策に疑問を抱くようになり、集団安全保障国家となった。また、1945年7月6日には対日宣戦布告するが、ついに戦火を交える事はなかった。ノルウェーは国際連合設立メンバーである。北大西洋条約 (NATO) に1949年に調印した。ノルウェーでは1972年と1994年の2度欧州連合への加盟に関する投票が行われたが、二度とも否決され、現在も欧州自由貿易連合 (EFTA) のメンバーに留まっている。

国土は日本より少し広い程度らしいのですが、在ノルウェー日本大使館の作成した資料、ノルウェー経済概況によると対中国貿易が輸出入とも日本を上回るとありますね。

日本経済が中国に依存している状態と、ノルウェーが中国との貿易に依存している割合はまったく次元が違うのかもしれませんが、やはりこちらの記事を見てもノーベル賞委員会に関係悪化の圧力を掛けており、これを踏まえノルウェーの国内メディアが日本のように経済的な悪影響を懸念する報道をしたのかどうかが気になるところ。

そして中国は訪中しているノルウェー漁業相との会談を中止し、会談中止は対抗措置では?と多くのメディアが報じている訳ですが、はてさてこのもめ事はどこまで発展するでしょう?

ちなみにこちらの記事では、ノーベル賞受賞はこれまで中国にとって悲願だったのが今回の劉氏の平和賞受賞を受け、大手サイトに設けられていたノーベル賞コーナーが一斉に姿を消した…なんて話もあるようです。

中国にとっては89年に受賞したチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世に続き、「中国人で2人目」の受賞者が劉暁波氏というのは現体制にとってはまさに悪夢のような展開…

各種報道を見ると、中国国内においては劉氏を釈放すれば欧米の圧力に屈したという批判や不満が噴出することも考えらるなどの記述を見るに、やはりこの問題、先日の尖閣諸島の件と同様に重要な問題と思われ、今後の展開を含め、日本としてはノルウェーと中国両国のぶつかり合いから何かを学ぶことが出来るといいのですが…と思うのでした。

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