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中東メディアの面子の為の写真改ざんと、この時期産経新聞が経済的影響を取り上げる意図は何?

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郵便不正事件のデータ改ざん事件で前田容疑者が

逮捕前の大阪地検の内部調査に「いろいろやっていたらFD自体のデータを書き換えてしまった」と説明。検察関係者によると、逮捕後の最高検の調べには「捜査報告書があることは知っていた。わざわざ改ざんするわけがなく、書き換えて遊んでいただけだ」という趣旨の供述をしているという。

↑遊んでいただけ…という答えにもうほんとに苦笑してしまうしかないですが、人間権力を握ると自分の都合の良いように歴史を書き換えてしまいたくなる衝動にどうしても駆られる生き物のようで、スターリンのプロパガンダ目的で写真を改ざんしているエピソードは有名かと思います。

ただこのアプローチはインターネットで瞬く間に情報が世界の隅々に行き渡る時代にどこまで有効なのか?と考えると非常に疑問なところがあるのですが、そういう環境にあっても中東の政府系メディアが中東和平交渉の写真を加工して報道、批判を浴びた…というニュースがこちら

 

wikipediaの「写真編集」の「報道写真の編集」の項には以下のような記載があります。

例えばアメリカ合衆国の全米報道写真家協会 (NPPA) が写真家に対して「見る者に誤解させたり、主題を誤り伝える可能性のある画像処理をしない」よう、出版される画像の正確さを徹底するための倫理規定を定めた。

他方今回の報道を行った政府系メディアは

「大統領の役割を表現したもの」

とのことで、真っ向から主張は対立してしまう訳ですが、このような改ざん写真で記録を積み重ねて行くことって「大統領の役割を表現したもの」だとしてもアプローチとして無理があるような気がします。

ある意味こうやって写真を改ざんするのはゆがんだ自己顕示欲であったり面子に固執している事の現れと推測します、今回の報道のような外交の世界で面子が大事だというのはなんとなく素人にも推測出来ますし、相手の面子を尊重してあげる事も交渉においては大事な事だと思います。

ただ世の中の傾向として、武士は食わねど高楊枝というより、花より団子のほうが現実的な選択と思われ、尖閣諸島中国漁船衝突事件で日本政府は難しい対応を迫られていますが、前原外相が「尖閣はわが国固有の領土。国内法にのっとり粛々と対応する」とコメントするなか、昨日から急に国内のメディアが

↑こういった報道姿勢を見せていることに、メディアってほんとどうしたいの?と素朴な疑問が沸いて来るのでした…

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