無茶な暴走するブレーキ無し自転車って走る凶器だと思う
深夜の都内を疾走するのはわたしの少ない楽しみのひとつであったりします。これまで大きなけがをする事故には遭っていませんが、宅急便の業者さんが押していた台車と接触して転倒したとき、このまま頭から落ちたら結構なけがだろうな~と考えながら路面に叩きつけられる経験をしてから、無謀と思える走行はしない、ヘッドホンをして音楽を聞くのも骨伝導ヘッドホンで耳自体は開いているにするなど自分なりの安全策を取るようになり、夜中に接触事故とか起こさないためにはライトも必須で、反射物など目立つための工夫も必須だと考えています。
こういう事故の経験していると、夜中にライトも付けずに爆走している自転車とか、昼間でもヘッドホンしてスピード走行している自転車でかなり危険だよな…と周りがハラハラしてしまう光景が結構ありますけど、乗っているご当人に危険な意識があまり感じられないのが本当の意味でかなりヤバイ感じがします。
最近見かけた記事で少し古いものですがこんなのがあります
杉並区で信号を無視して時速30~40キロで走ってきた自転車にはね飛ばされ。頭を打ち、意識が戻らないまま、数日後に亡くなったというニュースと共に、加害者側への5千万という高額賠償の負担や、刑事罰・失職など重い代償を支払うことになったというニュース。
スポーツタイプの自転車に乗る方であれば時速30~40キロのスピード出すのはそれほど難しくないと感じるはず、ただそのスピードがこういう影響を及ぼしてしまう事を考えたらやはり安全運転を心がけることがやはり大事だし、まずやれることはそれしか無い訳で、この後登場するブレーキ無し自転車の「ピスト」はそういう観点から見てもやはり一般人と接触する可能性があるところでブレーキ無しはまずいだろ…と思う訳です、
ちなみに、前述のニュースで取り上げられた加害者男性はクレジットカードに付いていた賠償責任保険で支払ったということですが、こちらのニュースで出てくる「自転車事故に関する保険」の存在を知らない人の割合が54.9%に上るというのが気になるところ、
保険に入っていれば事故起こしても良い…という話にはなりませんが、保険の存在も知らず、
「ワイヤがスタイリッシュでない」として取り外す愛好家も少なくない。
「事故も多いと聞くが、普段から練習しているから大丈夫。扱えない人は乗らなければいい」
↑こういう考えの人がいるとなると歩行者としては危なっかしい事この上ないですよね…
事故に遭いたい人は居る訳ないですが、事故を起こしても当たり前な運転者の自転車に巻き込まれるのはマジで勘弁して欲しい…と思うのではないでしょうか。
追記
Yahoo!でこのネタを取り上げているページで発見したのですが、こちらの
「ピストバイクは本当に危険なのか? 日本の自転車事情 - ※ブレーキ付きのピストについて。男の隠れ家 ONLINE(2009年9月10日)」
って
「ブレーキなしの自転車が公道を走るのは道交法違反」
なのは承知で掲載しているのだと思うので、タイトルといいかなり大胆な記事だよな…とわたしとしてはビックリ&ちょっと引いてしまいました…