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WebブラウザとiPadにおけるワンソース・マルチユースの先進事例「Cool Hunting」

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ブログブームはホームページ制作会社にかなりの仕事を創出してくれましたが、ブログ構築とCMS導入というブームが一巡した感のあるここ最近、TwitterなりUstがブームになっていますが、会社が制作案件として何か大きなインパクトがあるか?というとちょっと微妙なところがありまして、きっと印刷のほうがベースにある会社さんですと電子書籍が今年から来年に掛けては注目であろうと思います。

ちなみにCMS:コンテンツ・マネジメント・システムの導入も、いろいろなレベルがあり、とりあえず自社でGUI画面使って、自社更新できば…って話から、名前通り「コンテンツをマネジメント」する話までいろいろありまして、iPhone登場の時点でその必要性は語られていたと思いますがiPadの出現でタブレットデバイス向けの情報設計を見直す必要制は確実に訪れており、その辺のユーザビリティ的な面についてはこちらのエントリをご覧いただきたいと思うのですが、今日はWebサイトとiPad用のコンテンツ・マネジメントの新しい取り組みとして参考になりそうな例が出てきたようなので、ご紹介させていただきます。

Captain Lucas Incが提供する

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http://www.coolhunting.com/

こちらのコンテンツを閲覧するためのツールがiPad用アプリ「Cool Hunting」として無料配布されています。

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「Cool Hunting」iTunesへのリンク

Style.comやCHANELがまだiPad版のアプリをリリースしていない中で、Webサイトに掲載してブラウザベースで閲覧するコンテンツと、iPad用に表示を完全に別物として提供している時点でいろいろ参考になるアプリであり、CMS側でどうしているのか?という仮説を試してみる事で、ここから数ヶ月先にメディア系のサイトで求められるCMSの機能要件とか、実装要件の思考実験や予習が出来ます。

WebとiPadどちらをレイアウトの主体にするのかでアセット管理の面で悩ましい所が出てくると思われ、両デバイス向けに個別にレイアウトしては手間が増えるだけなので、「Cool Hunting」のiPad版でも画像の解像度としてどうなん?というモノもあったりしますが、これは当然自分にも降りかかってくる課題なので、理想としてはエージェントで表示するアセット切り替えるような仕組みを準備するというところに落ち着くでしょうね。

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Webサイトのコンテンツの一例

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同一コンテンツをiPad側で表示している例

ビデオのほうは、そういう意味ではサイズは同じってことでここは悩みは少ないかもですね。

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あと特筆すべきは、この「Cool Hunting」のアプリはスポンサー付ということ。今見ている号(?)はCadilacがスポンサーでアプリの起動画面と個別にボタンがあり、こういうページも準備されています。

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アプリはアップデート可能ですから、今後この「Cadilac」のスポンサーが別な会社に変わるのかが気になるところですが、iADのほかにこういう収益確保の方法もあるのだな…とちょっと感心しました。

iPadで閲覧するコンテンツについては、意外に女性の反応が良い…という個人的所感を書かせていただきましたが、今回紹介した「Cool Hunting」については、男女問わずちょっとスタイリッシュなモノに反応してしまう人向けの出版・Webサイトに関わっている方々には要チェックのアプリかと思います。

ホームページ制作会社を運営する身としては、こういう事案に興味のあるクライアントさんといち早く出会って、両者のビジネスのプラスになる案件まで持って行けるといいな…と思っておりますので、このエントリがキッカケになって、新しいモノ好きな出版系サイトの関係者の方や、今日ご紹介したようなCMSが必要になりそうなんだけど…という方からコンタクトは頂けたら感謝・感激でございます。<(_ _)>

佐々木 康彦 Twitterアカウントはこちら。 http://twitter.com/yasusasaki
ネット活用やらサイト制作などのご相談はこちら。 http://www.cmpunch.com

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