生活があまりに簡単・便利になると、蛇口を締める握力がない子供が増えるというお話
文明が進化していくなかで、生活や仕事の中で便利・簡単になる事で重労働から解放されるとか時間に余裕が出るなどメリットは数多く存在しますが、それが行きすぎると思わぬ機能不全を起こすかも…というニュースを昨晩NHKのニュースでやっていましたね。
最近の子供でボールを投げる事が出来ない(腕だけで投げてしまい、ワインドアップのモーションが出来ないとか、中にはどう投げて良いのかが途中で分からなくなる子もいるようです)子供の比率が増えているという話しから、今の時代は子供達が集団の中での学習・訓練をする機会が減っているからという解説をされていました。
ちなみに皆さんの自宅の水道は普通の蛇口になっていますか?
わたしの自宅は玄関先の水道が昔ながらの蛇口になっている以外、上下もしくは横に動かすタイプになっていて、水を出したり止めたりするのは確かに蛇口方式に比べれば便利になっています。
ただこのように、様々な生活局面で簡単・便利な生活をしてしまった事で、取材していた幼稚園では昔ながらの蛇口だと握力が弱くて閉めることが出来ない子供がそこそこ居たというびっくりするエピソードを紹介されてましたね。
ちなみにこちらの幼稚園では子供達がちょっと不便になるような工夫をすることで、人間として本来もっている基礎体力、運動機能がちゃんと育成できるような配慮をしているのだそうで、若いうちの苦労は買ってでも…という諺ありましたけど、やはり人間何でも簡単・便利でやっていると思わぬところで落とし穴があるもんだ…と思いつつ
ほんとか嘘かは分からないけど、幼稚園か小学校時代に見た本に現代人と忍者の体力比較をする企画があって、忍者の体力は現代人に比べて半端ない!って書いてあったの思い出しましたw