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風前の灯火?100円ライターは日本から消え去るのか…

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小学校に上がる前ですからまだ7歳になる前だったと思いますが、向かいに住んでいた同年代の子供がマッチで火遊びをして家を全焼させてしまった事がありました。

幸いけが人などはなく家が焼けただけですみましたが、ここ最近家庭内のライターが原因で小さな子供が犠牲になってしまった事故が連続発生したことで、家庭内の不要なライター回収に国が乗り出すとか、チャイルドレジスタンスと呼ばれる子供が使いにくい仕組みを導入したライターしか製造できないように安全基準を改定しようという動きがあるのだそうです。

わたしなどが言うまでもなく、火遊びで子供を失うなどあってほしくない事故ではありますが、人類の進化の中においても「火」を扱うことが出来るようになったのはとても重要なポイントであり、日本においては安永元年(1772)に平賀源内はゼンマイを使用した火打石と鉄を用いた刻み煙草用の点火器を発明したとの話がこちらの「ライターの歴史」ページでは紹介されています。

 

そもそも100円ライターって自分が子供の頃には存在していなくて、当時ガスライターなりオイルライターもそれなりの値段がしていて、そこにお手軽・安価ということで浸透した100円ライターがこういう形で消えていく…という話は何か物事においての栄枯盛衰じゃないですが、何とも言い表せない微妙なものを感じたのでした。

佐々木 康彦 Twitterアカウントはこちら。 http://twitter.com/yasusasaki
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