LINE6のMIDI MobilizerがiPad音楽スタジオを完成させる日はきっとすぐそこ!?
星の数ほどのiPhoneアプリが流通している今日この頃、iPhoneを楽器に見立てたアプリはAppストアでも高い人気を誇っているものがありますよね。
音楽の自学・自習用のアプリだったり、チューナーやメトロノームのお役立ちアプリについてもこれが無料で使えるの!?というアプリもあったりして、ほんとフリーミアムの恩恵に預かっているのを実感しつつ、iPhoneもしくは手軽に利用できるアプリ市場を活用することで製品・サービスの提供効率や効果が高まるケースとしてTwitter用のアプリだったり、Evernoteなどは多くのユーザへより良いユーザエクスペリエンスを提供してくれていると思います。
ちなみに楽器関係のところでこのiPhoneとMidiインターフェースが合体することでプラットフォームを活用してこれまた今までパソコンを使いこなさないとダメだった事が簡単に実現できる可能性が出てきたという例をご紹介。
マルチエフェクターをMIDIでパソコンにつないで音色管理や細かなパラメータ設定を行う作業自体はiPhoneなどが登場するかなり前からやっていた訳ですが、同じくMIDIを使用するアプリとの同時起動すると問題があったり、なんでエフェクターってハードウエアを購入したのに、パソコンとMIDIインターフェースを買い足してセッティングをいじらねば…というご不満を抱いていた方も多かったのではと思います。
そんな方にちょっとご一考いただきたいのがマルチエフェクターの革命児LINE6が発売したMIDI Mobilizer。
MIDI MobilizerのMIDI Memo RecorderはMIDIデータのレコーディングと再生を行うアプリケーションで、シンセ・サウンドやPODのセッティングなどを簡単にストア、検索&リコールできる無料アプリ。
これまでも音色のセッティングなどをホームページで配布している楽器メーカーさんは多数存在してましたけど、PCから別のハードにこの音色を適用するとなるといろいろ面倒な事もあったりした訳ですね。
これがiPhoneと無料アプリの組合せで音色やパッチデータをやり取りできるようになると、
スティーブルカサーがこの曲で使ったディストーションサウンドが今すぐ君のモノ!!
とか、
スティーブ・ヴァイの変態ディレイ・エフェクトを今すぐゲットしようキャンペーン!!
などなど、世界の各国、老若男女、ギターキッズから、バンドオヤジまで、もうすべてのギター馬鹿を相手に商売可能でっせ!とつい関西弁になってしまいそうな勢いですw
スタンダードMIDIファイル (SMF) をそのままEmailで送信できる機能は受信したPCでMIDI再生を主眼として考えられていると思いますが、PODのセッティングもメールで交換してアプリ内に格納できるといいですよね。
遅かれ早かれこのMIDI Mobilizer、iPadにも対応してくるような気がしますので音楽スタジオがタブレットPCに集約されてしまう日もすぐそこまで来ているのですね~と忙殺モードの中、一瞬のしみじみムードに浸ってしまったわたしでしたw
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