ネット上でTwitter と連携したリアル店舗の在庫検索が可能な「コレカモネット」
google waveに関するエントリをいくつかアップしていますが、その中でbotに関する事も書いたような気がします…
その時点で紹介したのは、自分の発言に対して同様の発言を返してくるbotでしたが、googleのほうでデモしてくれたbotの中には、自分の発言に応じた商品をamazonで検索して検索結果として返してくれるものもあり、このデモを見ながらこれから会社は知恵袋的な人はもう必要なくて、イントラで検索すると必要な事はbotが返してくれる時代になっていくのだろうな~とここでもIT化の恐ろしさを感じてた訳です。
前述のような仕組みをオープンな空間で実装したらこうなる?という例として、東急ハンズさんが実証実験している「コレカモネット」というのがあります。(フッタのところにはPowered by Team Labの記載がありますね)
こちらの「コレカモネット」はTwitterを通じて、お客様がインターネット上で、実際の店舗在庫が検索できるサイトで、昨日からYahoo!などでも取り上げられていたので訪問された方も多いのではと思います。
これは経済産業省による「IT とサービスの融合による新市場促進事業(e 空間実証事業二次公募)」の公募において東急ハンズさんが委託先として選定され、株式会社良品計画さんからのデータ提供も受けつつ、共同で実証実験をしているサービスなのだそうです。
このサービス現在は2社分ではありますが(2社だけといっても検索対象としての商品数は1,200,665点ほどあるようです)、参加企業がふえていくことで、特定のブランドに偏ることなく、欲しい商品の在庫の検索が可能になり、将来的には、「お取り置きサービス」や、「配送サービス」などの機能を追加することも検討しているとのことで、実証実験は3 月末で終了だそうですが、サービス自体は継続してくれるとのこと。
プレスリリースに記載されている「コレカモネット(korekamo.net)」の主な特徴は以下のようなモノで、
- ソーシャル・ネットワーク・サービス「Twitter」風のインターフェイスにより、お客さまとの対話形式でお探し商品を探し出します。
- 「コレカモネット」で欲しい商品を “つぶやく” と、カモ型在庫検索ロボット「コレカモさん」が、オススメ商品と、その取扱い店舗、さらにその在庫状況まで答えてくれます。
- Twitter とのシームレスな連携により、Twitter 上で @korekamo 宛にメッセージを投稿するとTwitter 上で回答を確認することができます。
今回はTwitterとの連携がどうしても目立ってしまう感ありますが、基本的なサービスとして商品を販売しているサイトを訪問しなくとも欲しいモノの情報収集・比較検討が楽に出来る時代が目の前に来ているのでしょうね。
ネット上でTwitter と連携したリアル店舗の在庫検索が可能
東急ハンズ 対話形式の商品在庫検索サービス「コレカモネット」
そういうえば最近あんまりGoogleWave触ってなかったから、久々ログインしてみよっとw
佐々木 康彦 Twitterアカウントはこちら。 http://twitter.com/yasusasaki
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