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人間をスタンドアローンから「相互結合した情報有機体」に変化させる「第4の革命」とは?

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オルタナティブブログでクラウドネタを私が書くなんて全然お呼びじゃないんですけどw、今週発売されてたNewsweek日本版にあれだけでかく「クラウド化知的生産革命」と書かれてるとさすがに駅の売店でその表紙を見たときにはのけぞってしまいましたねw

林さんがすでに取り上げている話なので、出遅れモード120%って感じなんですけど、ここで取り上げるレポートは、科学の進歩がもたらす外的・内的理解の変化について、以下に挙げる3つの革命を紹介、そして50年代から続く、情報化社会への変革を第4革命という位置付けで解説、クラウドサービスが拡大する流れはその第4革命においての最も新しい現象だって主張に興味が沸いた事と、ちょっと別件で読んでいた「サイバービア」という書籍とクロスする部分がありエントリ書かせてもらうことにしました。

今回のNewsweekの特集はこちらのレポートだけでなくクラウドサービスなどについてかなりのページ数を割いており、この

  • 人類をリセットする「第4の革命」
    ルチアーノ・フロリディ

はクラウドサービスの個別詳細を解説するまえに前段として、50年代以降に起きたコンピュータ科学とICTの発達がもたらした影響として、過去3つの科学革命

  • コペルニクス革命
    彼の地動説によって、人類は宇宙の中心の不動の座を太陽に奪われた
  • ダーウィン革命
    人間も含めすべての生物は共通の祖先から進化したという進化論は、人類が他の生物に優越するという迷信を根底から否定
  • フロイト革命
    人間には無意識のうちに抑圧した心理があり、神経症の原因になるとした。合理的なはずの人間が、実は自分自身のことさえ知らなかった。

と比較しながら「第4の革命」について解説しています。

ちなみにこのレポートで紹介されている全体概要についてはメモをまとめてみたので興味ある方はご覧ください。

なんでこんな面倒な事しているかっていうと自分の理解力なくてただ文章読んだだけでは、内容を整理仕切れなかったのですけど…(自爆)

実は、最近読んでいた「サイバービア」って書籍で出てくるサイバネティックスって話となんか関連性があるような気がして、そのあたりを考えるうえでも情報を整理したかったので少し時間を取ってみた次第でして、

自分が気になったのはこの辺の項目についての記述

  • 形而上学的認識の変化(物質から情報へ)
  • 先端情報社会における「電子移住」が知的レベルでもたらす影響
  • 情報の理解と知的活用に欠かせない「果汁」を搾り出せる場合のみ価値があると判断する「ジューサー・モデル」の重要性が高まる

まあ確かに情報に接する機会が増えれば当然こちらのような状態になっていくと思うのですが、更に

先端的な情報社会においては知らなかった事を主張するのが困難になる…

って指摘があるのですけど、先週青森の実家に帰って、隣の家までの距離が相変わらず100m以上あるような田舎で、仕事の主体はやはり農業というような地域から戻ってきた身としてはこの社会構造が全体に浸透するまでにどのくらい時間が必要なのか、またそういう社会を必要とする人たちがどのくらい居るのか?ってのが素朴な疑問としてわき上がって来たのでした。

「サイバービア」の巻末にこんな記述がありまして、

人々はサイバネティックスから多くのものを得たが、地球規模の情報ループが完成した今、サイバネティックスのせいで道に迷い、目標を失いかけている。先駆者たちはメデイアに夢中になりすぎて、メディアを人間に合わせるのではなく人間をメディアに合わせようと考え、性急に人間とメディアとをむすびつけるという過ちを起こした。ここで立ち止まり、もう一度メッセージについて考える必要がある。グーテンベルクの本が普及しはじめたのは、その初期の支持者達が面と向かって宣伝したりその素晴らしさを証明したりして回ったからではなく、才能ある作家達がわざわざこの新しいやり方に順応して優れた本を書き上げたからだ。新しくて素晴らしい通信技術も同じように誕生したばかりで人々は使い方を覚えたばかりだ。

(中略)

だれもが思うほど、情報ループは人間に必要なものではない。だからそのスイッチを切って深呼吸をしてから、ジグザグに飛び回ってムカつく敵の爆撃機を撃墜するといい。

なんで爆撃機の話が出てくるの?って思った方はこちらをご覧いただければと思うのですけどw

人間がインフォーグ(相互に結びついた情報的有機体)としての役割を果たすようになったとしても、やはり寝ているときや病気のときには情報に対してのフィードバックループを維持することは無理なはずで、「情報を無死する権利」の弱体化なるところまで話が進んでしまうと、全体の流れから当然そういう話になるよな…と趣旨としては理解できるんですけど、なんとなくこの展開についてはスイッチを切って深呼吸をしてから改めて考えてみたいと思うのでしたw

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