オルタナティブ・ブログ > 平凡でもフルーツでもなく、、、 >

感覚人間の思いつき、、、気になった記事、、、雑記等

人気番組の有料ポッドキャスト配信で内容充実も、賄えるのは制作費のみで根本課題への取り組みが続くラジオ局

»

ラジオ「ポッドキャスト」、有料配信で内容充実とYOMIURI ONLINEが伝えています。
厳密な定義はされていないように思いますが、これまでオーディオブックというカテゴリだと基本有料みたいなくくりになっている事が多かったような印象あるのですが、やはりコンテンツ提供側も生き残りを賭けて、多種多様な有料ポッドキャストが登場。

iTunesのポッドキャストの画面でも有料コンテンツのほうが多くなるなどの様変わりが近い将来あるのかもしれません。

「聴く日経」のポッドキャストを月額525円で有料化、無料時代に月間約15万人が利用していた「聴く日経」も、有料化後は約5000人に激減。だが、何とか制作費はまかなえると記事では伝えていますね。

確かに月額250万の収入は、ディスクジョッキーとエンジニアで構成する番組であれば会社に収益をもたらすでしょうが、ある程度ネームバリューがある出演者で、エンジニア、ディレクター、プロデューサーみたいな感じで制作チームが大きくなると途端に収益悪化してしまうのがかなり痛いですね…

数年前のNewsweek日本版に、アメリカのテレビニュースの取材チームがコスト削減のために2名体制から1名に減らされた…という趣旨の記事を見た覚えがあるのですが、これまでもラジオ局はテレビ局にくらべればかなり質素というか地味な面ありますが、やはり中継機材やスタジオに投じている機材関係の投資金額はそれなりの規模感があるものです。

またそれぞれのラジオ局は都内の優良地域に社屋を構えていて、この不動産価値は相当なものでしょうが、維持にはそれなりのコストが必要でしょう。

つまり、一部の人気番組がポッドキャストで月額250万の収入あげても、この手の放送機材を維持・更新していくにはかなりの無理があるはずで、局全体としての収入減少を補完するにはまだまだ道のり険しいと言わざるえないのかもしれません。

音楽業界のほうも売れるのはベスト盤だけ…とか、オリコンランキングの100位とかの売り上げ枚数が100万枚セールスが多数出ていた時代とは比較にならないような低い数字になっている…とか、この手の業界から最近あまり勢いのあるニュース出てこないのは残念ですが、やはり音楽なり番組構成はある程度のセオリーにしたがってパターンの組み合わせをしていくところがあり、企業経営のあるべき姿として右肩上がりのモデルが望ましいのは理想として判るのですが、そもそも追いかけているビジネスモデル自体にかなり無理があるという話になりつつあるのかもしれません。

PCや携帯型の音楽プレーヤなどがどんどん高品質化・高機能化して一度ダウンロード購入したら一生買い換えしなくて済むような事になってくると、レコードやカセットの時代はすり切れるほど聞いたものは途中で買い換えしてましたけど、このデジタル時代ですとこの手の買い換え需要の喚起も難しいでしょう。

苦肉の策というか、高品質をうたい文句に大規模な買い換え需要を狙って新たなフォーマット投入とかもあるかもしれませんけど、そもそも音楽に大金を投じる層はそろそろ難聴にぎみになっている可能性高いので、メーカーさんのこの辺の思惑は残念ながら空振りに終わるかも…なんて本気半分、冗談半分のところで今日は書くのをストップしておきますw

Comment(0)