オルタナティブ・ブログ > 平凡でもフルーツでもなく、、、 >

感覚人間の思いつき、、、気になった記事、、、雑記等

サイトトラフィックの10%が正しい検索結果を見つけられなかった場合の損失計算、果たしてお幾ら?

»

とある映画情報のポータルサイトで検索機能を試したら、「ハリーポッター」では検索結果0件で、「ハリー・ポッター」だと40件の検索結果が出てきたした。

まあ検索ワードが適切でなければちゃんとした結果が出てこないという事例として考えることもできるのですけど、映画の上映情報などを一般の人たちが検索するサイトでこの「・」がないと検索結果0だというのは、わたしとしてはサービス提供側の歩み寄りがもっとあっても良いと思うのです。

サイト内検索をせっかく設置したのに、コンテンツを蓄積している側と検索している側のミスマッチの最たるものがこの検索結果0だと思うので、サイト管理者側は定期的な検索ワードのレポートを参照して検索結果ゼロを中身を調べ、それなりの対処をする仕組みを構築しておくべきだと思われ、GoogleのAnalyticsのエバンジェリストを務めるアビナッシュ・コーシック氏が米国で人気の税務処理ソフトウエアのメーカーサイトのサイト内検索結果の例として、オンラインで取り扱うダウンロード版などの商品が約20ドル~60ドルで構成され、サイトのトラフィックの10%が正しい検索結果を見つけられなかった場合のその会社の損失を想像してみようと自著の中で指摘していたりしますけど、皆さんの会社のサイトにおいてこの計算をしたら予想される損失金額は果たしてお幾らになるでしょうか?

今回とは別サイトで実際の調査結果として、検索ワードの1位が検索フィールドにデフォルト表示させるために書き込まれた「サイト内検索」のまま検索実行している…というレポートが例に出くわしたことがあるだけに、冒頭のような事例含めもう少しサイト内検索に手間隙掛けてあげるべきじゃないかな…と思うこの頃でした。

P.S.

とあるダイビング情報のサイトでは、「おすすめスポット検索」と書いてはあるが、出てくる検索結果はそのスポット(場所)に関連つけて登録されたショップ情報が出てくるとか、そもそもネーミングが間違っていないか?というサイトもあったりして、これはこれで別な問題を抱えたサイトだったりしますね…(苦笑)

Comment(2)