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日本人の「おもてなし」は上辺だけ?「来客に飲み物を用意しない」が不適切、米英で62.5%なのに日本は37.7%

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日本人は礼儀を重んじるとか、おもてなしの気持ちを欧米人と比べると重要視するような漠然とした印象があったのですが考えを改める必要ありなのかもしれません。

先日、こんな調査結果を見かけました。

レンタルオフィスのサーブコープが、13カ国700人以上を対象に、国際的なビジネスマナーについて、職場で期待される事、常識、ストレス、不適切とみなされる行動などの調査を実施したとのことで一部引用させてもらうと、

それによると、国際的に嫌われるビジネス上の行為は、「不適切な言語(言葉遣い)の使用」が79.2%(複数回答)ともっとも割合が高かった。具体的には、日本語であれば「敬語を使うべき場面で、いわゆるタメ口で話すこと」、他国では「スラングを使うこと」が問題視されている。次いで「出社時にあいさつをしない」(76.8%)、「部屋の中で大声を出す」(66.1%)が挙がっている。

と、前半はごくごく普通の調査結果ではあるのですけど、不適切な言語と挨拶はやはり定番ネタと言えるのかもしれませんね。

ちなみに、最近の若者は子どものころから「知らない人に声をかけたり目を合わせたりしてはいけない」と大人に言われ続けて育ったので、「知らない人には、自分から声をかけるものではないと思います」という考えを持っているようですよ……

こちらの記事を書いている方は「あいさつができない」のではなく「あいさつの定義が違う」のです。というとても優しい分析をされていますけど、こういう優しい対応するしかほんと方策ないのでしょうかね……

そんでもって、前述の調査結果で目を引いたのは

各国平均と比べた日本の特徴を挙げると、「来客に飲み物を用意しない」が不適切だと考えている回答者は、各国平均では50.8%、イギリスとアメリカでは62.5%にのぼっているのに対し、日本は37.7%。「来客時に誰がお茶を出すか」がよく問題になるオフィスの現状から見ると、意外な結果だ。

↑こちらですね。

欧米などのテレビ番組などで来客に飲み物を出すシーンといえば、バーカウンターなどからお酒を勧めるシーンしか思い浮かばない私ですが(自爆)、この数字から推測するに、

ホームパーティーとかでおもてなしってのは映画やドラマのシーンでも数多く見かけますけど、欧米のビジネスの現場でもお客様に飲み物を出して差し上げるというのが一般的な作法になっていると思って良いのでしょうかね?

数年前に何かと「おもてなし」という単語が用いられることが妙に増えて違和感を感じることが結構あったのですが、社会人全般が身につけるマナー全般においても大きく考え方や実情に変化が起きてきているのかもしれませんね。

P.S.
つい昨日も、事務機器のの設置工事があったのですが、普段着で出社した私に設置作業で訪問していた人間は、わたしが挨拶の言葉を掛けても怪訝そうな顔つきでちゃんと挨拶を返すことはありませんでした。

この例を考えても知らない人に挨拶しない習慣が小さい時あったかもしれませんが、例えば取引先の会社を訪問するような職種であれば、つべこべ言ってられないのでは?と思うの私だけでしょうか……

公開前に追記(苦笑)

いつもの定時公開ってことで記事保存したら、Mixiのニュースでメンズノンノ配信記事としてこんなの発見したので張っておきます。

■OFF■/■ON■
ぼく・オレ/わたくし
うちの会社/弊社・当社
そちらの会社/御社・貴社
どうですか?/いかがでしょう?
ほんとですか/そうなんですか・そうですか
これって~じゃないですか/ご存知とは思いますが、これは~です

 ちなみに、目上の人に「ご苦労様でした」と言うのは絶対にNG! これはあくまでも上司が部下に言うことば。職場によっては「お疲れ様でした」はOKだが、実はこのことばも「ねぎらい」の意味が入っているので、「課長、お疲れ様でございました」とより丁寧に言うのが無難。

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