ブームに乗るのは大事だけれど婚活ブームってどうなんだろ…
婚活なるキーワードでテレビ番組やら紙媒体、電子媒体を問わずいろいろなメディアで結婚相手を探すための話題をとても沢山見かけるようになっている感じがします。
非正規労働の割合増加や年功序列廃止にともない子育てや老後の生活の設計がなかなか成り立たないもしくは厳しい状況下で、リスクを最小限に失敗をできるだけ避けるとなれば、結婚しないとか子どもは持たないほうが……という結論を導き出してしまうことはなんとなく頭では理解できます。
ただ、実体験から語ろうとしてしまうと、自分の場合は25歳で結婚して26歳で1人目の子どもができ、そこからはまず家族を養うためにどうしたら…って自転車操業続けるしかなかった立場なので、ものごとコツコツと計画性をもって、人生のリスクを最小限に、ただしリターンは最大とか考え・計画・実行の何一つ出来ていない私としては、まあ、その状況になってみれば意外となんとかなるもんですよ…という無責任発言しか出来ないですけど(自爆)
リスク軽減、失敗を避ける、メリット最大化を大前提で考えれば、結婚や子育てはとっても未知数の部分が多すぎですけど、
これまで独身のほうが楽な活き方でいいじゃない的な論調が多数見受けられた時期や、非正規労働の割合増加や年功序列廃止で経済的な余裕が減ってきていて結婚できないって話が多く喧伝された時期を踏まえると、何をもって結婚をマスメディアが後押しするようになったのか?と考えると、
ここ最近婚活ネタが飛躍的に増えてきたのは、非正規労働の割合増加や年功序列廃止にともう生活上の不安や問題をメディアが取り上げてもあまり広告収入に結びつかないけど、とりあえず出会い、結婚、婚活ネタであれば、いろいろなところから広告収入得られる可能性ありってこともあったりするのでしょうかね……
誰でも失敗したくてする訳じゃないし、出来るだけ安定した暮らし向きをチョイスしたいのは頭では理解できるのですけど、その安定志向を個々人がすべての分野に厳密に適用していくとこれまた社会的には立ち行かない側面や、どうにもやりにくくなってしまうこともあるよな~~と爺さんみたいな事を朝から感じてしまったのでした(苦笑)