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最近のNHKスペシャル風に言うと、マネーの暴走ならぬ、広告の暴走が始まるのかも?

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2009年3月31日発行の日本版Newsweekで「オールドメディア帝国の逆襲」というタイトルで「Hulu」がYoutubeを超えるかも…という趣旨の記事が掲載されていました。

この記事を見た時点では、そのサイト属性の違いなどについてすでにオルタナブログで大迫さんが詳しい解説エントリを書かれていたので触れずにいたのですが、4月20日付けでTechnobahnのほうにこんな記事が

グーグルの動画交換サイト「ユーチューブ(youtube)」は、収益拡大の一環として17日から日本の人気アニメ「機動戦士ガンダム00」など、長編動画の公開を開始した。

 今回、公開が開始された長編動画は「ガンダム00」の他に、60年代の人気ドラマシリーズ「ジャイアントロボ」「奥様は魔女」「かわいい魔女ジニー」に加えて、「コードギアス 反逆のルルーシュ」「鉄腕アトム」といったアニメ作品、BBC制作の科学番組など。

まあこういう内容だったのでまずはYoutubeをチェックしたところ確かにアトムにガンダム00をすぐに見つけることができました。(英語吹き替えバージョン)

最初に紹介した日本版Newsweekでは、調査会社スクリーン・ダイジェストのアナリストの言葉として、

Huluはアクセス数こそ月850万件とYoutubeの月8950万件に遠く及ばないが、昨年の米国内の広告収入は6500万ドル、粗利益も1200万ドルにのぼった。対するYoutubeは国内広告収入こそ1億1400万ドルだが粗利益はなし。今年のHuluの国内広告収入は1億7500万ドルに達する見込みで、Youtubeはそれを少し下回りそうだ(いずれもこのアナリストが算出した数字で、両社とも認めていない)

という紹介がされており、この辺の状況から長編動画などの公開にどんどんYoutubeも進出することで素人のなんでもありの動画で宣伝するのはどうなんだ?と懐疑的な企業を今回のいわば正規コンテンツの大量投入で引き寄せることができるでしょうか?

まあHuluのほうはYoutubeをライバル視していないって話もあるようでして…Newsweekのダニエル・ライオンズって記者の方はこんな風にまとめています。

Huluに言わせれば、ライバルはYoutubeではない。確かに本当の敗者はケーブルテレビかもしれない。これだけ多くの素晴らしいコンテンツをインターネットで無料で見ることができるのに、毎月100ドルでケーブルテレビと契約する人がいるだろうか。

ちなみに広告視聴方法の選択だったり、SUVの広告を見るか、スポーツカーの広告を見るかをユーザが選択するような方式を取り入れることで広告主は無駄は広告を流さなくて済むという考えになってくるとほんと、企業にとってはそれがテレビコマーシャルだろうが、ネットの映像配信サイトだろうが思う効果が上げられるところながどこにでも流れるという最近のNHKスペシャル風に言うと、マネーの暴走ならぬ、広告の暴走が始まるのかもしれませんww

P.S.
こうやって合法なコンテンツが無料で流れる海の向こうのお国もありつつ、我が方のNHKオンデマンド、わたしはまだ利用したことないのですが、順調に伸びているのでしょうかね…

懐かしい番組だと、糸井重里 さんが司会していた「YOU」の誰でもミュージシャン パートII YMOの音楽講座なんてのも公開されているのですが315円(税込)ですから躊躇しちゃいます。

たった315円じゃねぇかというご意見もあろうかと思いますが、なんかNHKの受信料を追加で支払っているような微妙な気持ちでまだ買う踏ん切りつかないんですよね、、、、なんせまだiPhoneも踏ん切りついていない優柔不断なわたしなので(自爆)

って、言ってもこの1~2ヶ月で絶対買いますから、、買いますとも、、、ええ絶対!ってかなり変てこなエントリになってしまいました(苦笑)

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