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Onlineセッションサイトは、NINJAM~eJammingと来て、旬は「Indaba」なのかな?

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オンラインで音楽セッションを可能にするサイトとしてお試しで登録してみたサイトに

↑ここ2つは自分も登録はしてみました。でも来訪者はあんまり多くないような印象がありサンプルの音源とか聞くとやっぱ世界規模でメンバー探すと違うよな、、、と思うものもありつつ、やはり演奏技術が伴うものなので普通にスタジオでセッションするのも大変なのにオンラインとなると色んな難しさがあるわけですが、ejammingの高機能には登録当時はかなり衝撃を受けたりしたものでした。

先日これまたブログネタとして、D社のSさんからTechCrunchの記事「Indaba:オンラインでバンド活動ができる音楽コラボレーションのハブサイト」の情報をいただきまして、

こちらのIndabaの紹介記事のことを知らせてもらったのですが、NINJAMやeJammingと比べると、かなりweb2.0的な側面での機能強化とあとは専用ツールのダウンロードをしなくてもミキサーウインドで皆がオリジナルミックスを作成できたりという点で、コラボレーションできる部分が多く、いろいろ参考になりました。

ただし、冒頭にも書いたように音楽のセッションってやはり結構気心が知れたメンバーでも良いとき、悪いときがあるので、オンラインでご機嫌なセッション体験を得られるか?というとそのハードルは相当に高いでしょうね、、、

先日音楽制作ソフトのサンプル素材探しに検索機能強化を、、、というエントリを書かせてもらいましたが、こちらのIndabaのサイトの場合はソーシャル機能も充実、ACIDやGarageBandで音楽制作をしているひとならほとんど迷わずにミックスを作成できる環境ですから、ループ素材にメタ情報を追加して管理というのはこちらのインフラ使えば簡単にできそうですね、それもオンラインストレージで。(ただ素材の著作権の問題としてこれやるとアウトだとは思いますが、、、)

オンラインセッションの難しさはあるのですが、じゃあこれらのサイトが発展しないか、、、というと発展可能性の余地としては

  • 音楽レッスン課題のオンライン添削システムのインフラとして
  • 仕事モードで遠隔でのオーバーダビング仕事における、確認~納品のためのインフラとして

こういった方面にアカウント数とデータ転送量に応じた課金方法でそれなりにお客さんつきそうな気がします(音楽大学とかならそれなりの契約アカウント数を稼げそうですし)。

Indabaの機能紹介の記事には曲の部分、部分にコメントを入れられる機能の解説もありますが、これは先生側が「ここはもっとタメて演奏」とか、添削にそのまま流用できるので、コメントのやりとりでは具体的にどこを示しているのかがわかりにくい事も明確に示すことできますし、ソロのバージョン管理をしながらミックスウインドでソロの切り貼りも可能でしょうから、アマチュアユースというよりは音楽学校や音楽制作会社の業務効率化のツールとして提供していけばそれなりに需要あるんじゃないですかね?

2年ほど前に大御所スタジオ・ミュージシャンの方とオンライン活用についてアイデア交換した際にはビデオ共有サイトの盛り上がりをうけ、やっぱビデオ活用したレッスンんとかかな、、、という話になったのですがやはり音楽は「音」が基本なので、自分のプレイをまずは毎回録音するだけでも相当に腕は上がると思いますし、奏法的な面で不明点があれば先生の側が先にビデオをつかって、運指などの具体例を示すとか映像は補助的な扱いでも良いのかもしませんね。

で、学科とか参加する生徒さんとかで音楽嫌いな人はいないし、練習している曲によって表示する広告のターゲッティングも明確にできるから、広告媒体としての効果もクライアントに訴求しやすいでよね、きっと

でも、唄のピッチがずれている所にオートチューンの宣伝出てきたらその当人はかなりムカっとくるでしょうし、、、自分のギターのところで早弾き矯正ギブスとか、自分のアラをもろに突かれるようなコンテンツ連動広告が出てくるのはあまり嬉しくないかもです(苦笑)

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