組み立て家具という思わぬところから、親としての自分の失敗を痛感。
現在40代、50代の方って生まれた時からマンション暮らしって方は少ないと思うのですが、子供の頃大工仕事とか家の手伝いでさせられませんでした?
私の場合もそんな大掛かりな事はしたことないですけど、ノコギリ、トンカチの類はオヤジに教えてもらって、廃材とかを切ったり・貼ったりしてた思い出があります(苦笑)
一応図工とか技術・家庭とかの授業でも椅子作ったり、本棚作ったりは義務教育の定番かと思いますが、自分達が過ごした年代と比べるとノコギリ、トンカチで家をいじくる、、、というような場面は凄く減っているのではないのでしょうか。
ワーキングプアの話題に関連して、今の時代できるだけ高等教育を受けさせることがリスクヘッジになる、、、というトピックを扱っていますが、その本人がどんな特性を持っているとか、どういう方面に興味・感心を持つかという点で、勉強一本槍ではなく、親がいろいろ経験する機会を提供することもやはり重要であろうという点は多くの方が思うところと思います。
何でこんな話題になっているかというと、我が家の引越しから3週間が経過しましたが、子供部屋については本人達の意向を踏まえつつIKEAで家具を安価に調達、組み立ては息子と一緒にやることにしたのです。
長男のほうは自分であれこれ工夫したりが好きなタイプ。次男は自分の好みはハッキリしているけれど自分でやるのは興味が無いタイプだったりします(苦笑)
今回の組み立てでは、ノコギリの出番はありませんでしたが、組み立て図を見ながら悪戦苦闘しつつ、基本は組み立てキットなので2人とも無事完成させていました。
- 長年使うかもしれない家具なので、適当に作って失敗したらそのツケは自分に回ってくる。
- 解説図の内容をちゃんと理解して作業することが重要
- 組み立てに必要な道具を使いこなすスキルが必要
- 部品・部材が多い場合、どのような手順で作業するのが効率が良いかを考えることが必要
- 片付けをちゃんとしないと次回作業時に道具がなくなっていたりして皆が困る
う~~む、社会人として求められる素養だったり仕事の処理の仕方と酷似しているような気がするのはわたしだけ?
金槌の使い方で、金槌の自重を利用してあまりコンコン回数を叩くのではなく、ある程度釘が刺さったらあとは(今回の部材と釘の組み合わせの場合)3回くらいで打ち込んでごらん、、、って言ったら、3回打って釘がまだちゃんと打ち込み終わっていなくても手を止めてしまったのには唖然としましたが、これも元をただせば自分のこれまでの教育が間違っていたのだな、、と痛感したのでした。
それぞれの特性によっても導き出さされる結果は違ってきますけど、親に強制されるのは子供にとっては嫌なのは自分も経験済みなんですが、野放図に自分のやりたいように、、、ってしているのもやはり考え物だと改めて考えさせられました。
親が強制することのメリット・デメリットについてはまた改めてエントリー書きたいと思います。