近所のOlympicでデジタルサイネージを覗いてきました。
ITmediaさんのほうにこんな記事が出ていたので家の近所のOlympic 長原店に行ってデジタルサイネージを覗いてきました。
デジタルサイネージ最前線:首都圏のスーパーが電子看板で売り上げ増 ソニーが開拓する新たな「広告メディア」 (1/3) - ITmedia エンタープライズ
記事で紹介されているように店内では、「ミルとくチャンネル」というソニーが作った専用の番組を放映されていて、店舗の情報や生鮮食品の紹介、ニュース、天気予報(該当店舗地域単独の天気予報も含む)などの情報が流れていました。
記事中には導入効果として以下のような紹介がされています。
「ハウス食品の商品とデジタルサイネージの番組放送を連動させたことで、売り上げが昨年に比べ246.8%に上がった」(フードマーケット・オリンピックの大口正次執行役員商品統括部副統括部長)、「通年で見て、どの売り場でも前年度より売り上げを落としていない」(岡澤氏)。売り上げに対する効果も徐々に現れている。
CMパンチではCatchyooというデジタルサイネージを取り扱っているという話は何回か書かせていただいておりますが、ここで改めて考えさせられたのは、
全国店舗やフランチャイズ管理としてデジタルサイネージは多店舗個別情報を扱う上で最適な方式で、例えるなら在京キー局とローカル放送の番組編成を中央管理しているような物だと思います。これは設置業態によっては、インターネット時代を意識してやはり個人個人に個別の情報を提供する方式のほうが望ましいケースがありそう(理由は後述)、、、という点と、
あとは、個別店舗の情報をわたしらのような制作会社にいちいち依頼するのではなく、簡単・手軽に配信でいる仕組みの提供がやっぱ重要、こちらも以前に紹介していますけど、たとえばTraicasterのようなツールとか含め、
最後に、最近はいろいろな売り場で小型DVDプレーヤーを使って商品紹介をしていますが、店内BGM、デジタルサイネージ、個別商品DVDと、音の情報があまりに乱立していて、それぞれの効果を打ち消してしまっていないか、、、とちょっと頭の中に???って感じになったのですが、
まあ、前年比で売上効果が現われているとのことで最後の指摘は間違いかもしれません。
先ほど放送局の編成に例えて、ネット時代なんで個別情報って話を書きましたが、この長原の地域で考えた場合、北千束、南千束、上池台、旗の台、北馬込この辺の居住者が主たる購買層になると思うんですね、
我が家の場合は北馬込で、その近所にはこの長原のOlympic、上池台の大丸ピーコック、荏原町のオオゼキと3つのスーパーを用途別とかで使い分けており、これは長原だけに限ったことではなく、他店舗でも抱える課題と思います。
なので、「これがあるなら行こうかな」って動機付けの部分はやはり旧来のチラシだけでなく、現状の主婦向けにはやはりCRMシステムと連携したようなメルマガ活用が大きな成果を呼ぶ可能性がまだ残されているのでは、、、と思ったりするのです。
現状Olympicさんのサイトのほうでは、PC・モバイル連動した形でイベントカレンダー、モバイルのほうではお買得セールス情報などを取り扱われていますが、それほど多くの情報は掲載されていないようなので(残念ながら、15日時点で長原店のイベントカレンダー・お買得セールス情報は掲載数ゼロなんで)、
Olympic 長原店
http://www.olympic-corp.co.jp/shop/nagahara/index.html
やはりこの辺はRSS活用なりを含んでもっと前向きの対応されても良いのでは?と思った次第です。
きっとこの先ワンセグ利用とかで、デジタルサイネージに流れている料理のレシピを携帯にダウンロードできるとか、いろいろな仕組みが出てくるのが今から楽しみです。
こっからはあくまで冗談ですけど、配信する映像に出てくる店員さんがカッコイイとか、そういう要素で店の繁盛するのが違ってくる時代がくるかも!?(笑)